見出し画像

【開発哲学3_35】〜『CODE COMPLETE第2版 第35章(下巻)』の感想〜さらに情報を得るには

感想

プログラミングの年数、携わってきたプログラミング言語数やシステム規模、書いてきたコードの行数などにかかわらず、
ここに書かれている本を何冊か読んだことある人と一冊も読んだことがない人では、雲泥の差がつく。
月とスッポンどころか冥王星とクラゲくらい。

プログラミング教育をやったことがないって会社は、

「ソフトウェア開発者の読書計画」を参考にしてみるといいのでは?

て感じ。

詳細

見出しとしては、

  1. ソフトウェアコンストラクションに関する情報

  2. コンストラクション以外のトピック

  3. 定期刊行物

  4. ソフトウェア開発者の読書計画

  5. 専門家組織への参加

てな感じ。

一意専心を美徳とする人ほど、

こういったSE読み物系の本をオススメしても、
「ある程度コードが書けるようになって、システム開発ができるようになってから」
と先送りするんだけど、

コードを学び始めた初期段階から、同時並行で、こういったプログラミングの基本的な考え方の本で、コードの裏側の読書をしておかないと、

ただ動くコードを書けるようになるだけで、本当の意味でコードを書けるようになったとは言えない。

実際に、何年〜何十年かして、いざコードがある程度書けるようになったと思えた頃には、すでに、他のことで忙しくなっているからまず読む習慣が身につかない。
(第33章個人の資質で書いているとおり、習慣は最初のうちに身につけておかないと新たな習慣を追加することはなかなかできない。)

「いつかやる」の ’いつか’ と 「後でやればいい」の ’後で’ は、いつまでも来ない。

気づかぬうちに、いつの間にか
「書いたコードが動けばそれでいい」
で、目先で片付けるようになってしまい、
動いていると思い込んでたコードが原因で、他の部分で障害の原因になっても、自己弁護しかしない人を山ほど見てきた。

プログラミングを学び始めたら、
コードを学ぶと同時に
コードの背景にある根本的な考え方を学ぶことが大事

まとめ

💃優秀と言われるプログラマになりたいなら、
コードや空気ばかり読まずに、本を読もう。

システムも所詮、色即是空

プログラミング = コーディング
だけではないし、そう思うのは危険🕺

参考文献

ここに出てきてる本(ピープルウェアなど)は、以前の記事で紹介してるので、読み物としてオススメ本をひとつ紹介。

著者と「伝説のプログラマ」と呼ばれた人たちとの対談集。

字が多く、結構分厚い本だけど、さまざまな経歴のプログラマがいて、実は意外と学校できちんとしたプログラミング教育なんか一度も受けたことがないまま、ひょんなことからプログラミング業界に入り、仕事をしていく中で、伝説と呼ばれるようになった人もちらほらいることを知れる本。
プログラミングを独学でやろうとしている人は、

伝説のプログラマでさえ、意外とみんな独学

ってことに気づく。

さてと、

コードコンプリート読みながら感想まとめ終わったー!!!!
これからも常に読み返す本だけど、数年ぶりに読み返して、また新しい発見があったな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?