![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108961054/rectangle_large_type_2_6a28adcd53b9ed7c081b589946e279e7.jpeg?width=1200)
4月から6月の自学の話
文芸翻訳ゼミを半年休んで自学しようと決めてから、やったこと(やっていること)。
・柴田さんの「英文精読教室」1、2巻を読む
・リーディング講座を受講
・今年度のゼミの課題作品を読み始める
・村上さんの新作を読み始める
・ビルマ語の勉強を再開
昨年ゼミに参加して感じたのは、訳す以前にちゃんと読めてないなぁということ。自分の興味で読んできた小説も、おそらく上澄みを味わっていただけだったのだろうと思った。もっとちゃんと読みたいし、短編も楽しみたい。そういう人間にとって「英文精読教室」は、なんとも理想的なコンセプトのシリーズ。
左右で対訳になってるし(もちろん柴田さんの訳で)、柴田さんによる単語の説明もあるし、いろんなテイストの短編が楽しめるし。まだ2巻までしか読んでないが、全部で6巻まであるので思い立ったときにまた読もう。
一番痺れてしまったのは、Stuart Dybek "Farwell"。いくつかの切り取られたシーンだけで、その背景にある大きくて深い物語を想像させてしまうという短編らしい(?)短編。
翻訳にあこがれているにもかかわらず、作家と作品についてそんなに知らない。とりあえず、いろんなものが足りていない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?