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中学生が【アルジャーノンに花束を】を読んだ感想

私は今日、【アルジャーノンに花束を】を完読しました。

まず、とても感銘を受けました。
私は基本的にコメディー要素を多く含む本を好んで読む傾向があるので、
読み始めた当初の期待度としてはそこまで高くなかったと記憶しています。

ですが気づくと私はストーリに引き込まれていきました。
中学生の私ならではの視点などを共有出来たらな、と思い
記事にしようと思い立ちました。


※ネタバレを多く含みます。


【タイトル】

『アルジャーノンに花束を』
これって、すごい魅力的なタイトルですよね。

Flowers for algernon というタイトルを日本語に訳す場合、
これ以上の素敵な訳し方はあるでしょうか?

Flowers を花束と訳しているのもとても素敵ですよね。


【めちゃくちゃ悔しくなった】

物語を読み進めるにつれ、チャーリーは利口になっていきます。

途中からは専門的な単語や、言い回しを用いて書かれていて
殆どの人が読みにくいと感じるほどに高度な経過報告となっていったのではないでしょうか。

これは読者を ニーマー教授 や ストラウス博士 と同じ気持にさせた
のではないでしょうか?

最初の経過報告を見た際に、読みずらい、知能が低い、と感じた人は
多いと思います。
そして恐らくニーマー教授やストラウスも感じていたでしょう。

ですがチャーリーが大変賢くなり、
彼ら( ニーマー教授 や ストラウス博士)は圧倒的に下にいると思っていた人間に遥に高い場所から見降ろされ、馬鹿にされることに屈辱を感じます。

そして、それは読者も全く一緒だと気がつきました。

私は冒頭の経過報告を見て、どこまで知能が上がるか見ものだな~とか、
誤字脱字多いな!!!とか、正直、思っていました。

ですが、中盤からは初見の単語が出てきたり、チャーリーが多言語喋れるようになった事、沢山考えること、正直、度肝を抜かれました。

          

       悔しい~!!!!!!!!!


そうです。私はニーマー教授 や ストラウス博士の気持ち体験会に
参加していたのです。これが彼らの気持ちか~!!!

そして、気が付きました。
『あれ?これって多分、作者も意図としてやってるはずだよな。』

そうです、私は知らぬ間に作者の思うがままに心を動かされていたのです!!

悔しい、と自分が感じていることに気づき、そしてそれが作者の思うつぼだと思った瞬間、

        

      悔しい~!!!!!!!!!!!!!!!!


私の心の中では悔しいのパレードが開催されていました。
自習中に唐突に気づいた為、おのれの心を抑え込むのに必死でした。

自分の感情は偉大なる作者様の手中にあったのです。


色々と書きたいことは多いのですが、タイプするのが辛いので今日は
ここまでにしたいと思います。

感想あれば是非、なにかしらコメントしてほしいです。


以上!!!!!!!




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