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【思考】何かを書く、ということ

小休止。
約1週間、連続でショートショートを書いてみた感想をば。

何故だかどうしても、今すぐ「何かをやり遂げた」という感覚を得たくて、唐突に始めた。思い立った勢いで、とりあえず1週間、7作品以上投稿してみようと決めた。結果として8作品書き上げた。ちょっとした達成感!

ずっと脳の隅っこに置いていた、建て付けの悪い扉を開けるような、不思議な気持ちがした。その開けた棚の中から、見つける度に溜めていたはずの「話のカケラ」を発掘する作業から始める。

こんなシーンを書いてみたかった。
こんなセリフを言わせて見たかった。

そんなカケラを骨組みにして、朝起きて顔を洗いながら、コーヒーを淹れながら、洗濯物を干しながら…頭の中で少しずつ磨いた。磨き方は完全に我流なので何もわからない。けどまあ、こういうものは自己満足がスタートラインだと思うことにした。

いいの、いいの。
書きたいと思えた自分が嬉しくて、ただ書いた。
基本的に頭の中で磨き上げて、可視化するため実際に文章を組み立てるのは、いろんなことが済んだ後、夜21時を回ってからになりがちだった。1日1投稿を目標にしていたので、あえて23時ジャストから書き始めて、無理やり自分に1時間のタイムアタックを挑んでみた日もあった。
書き方は無限だと思った。書くことを楽しめるっていいなとも思えた。

ふと思い返してみると、自分が「得意かもしれない」と思えていることは、「楽しくて続けてきた結果、他のことより何となくできるようになった」という経験が基盤にあるように思う。好きでやりたくて続けていることが、図らずも「努力すること」に繋がっているようなところがあった。それって何かお得だ。好きでいられる限り、無限に楽しんでやり続けることができるというのは、ラッキーな気がしてきた。

また、この1週間どこか大々的に「見て!」と言わずとも、どこかから私の記事を見つけて読んで、スキを押してくださった方たちにものすごく励まされた。ああ、見てくれている人がいるのだ、画面の向こうに誰かがいるのだと、単純な私はその事実に心を震わせて真摯に書いた。こういう誰かに自分を評価してもらうような経験を、久しぶりにした気がする。励まされたし嬉しかった、ありがたかった。

これからも、ぼちぼち続けていきたいなと思えた。
長編を書くのはまだ少し時間がかかりそうだけれど、閑話休題、せっかくだし明日以降も何かしら投稿をしてみたいなと思う。

ひとまず、ここまで読んでくださってありがとうございました!
せっかく続けてきたので、これからものんびり投稿していきたいなと思っています。そう思えている自分が、嬉しい。今後とも何卒、よしなに……。

↓ここまで書いたショートショートをまとめたもの

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