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公立の通信制高校について思うこと。自分にできることをしたい!

自分が通信制高校に通ってから、すごく大きなギャップがあった。
ギャップがあったというよりも、「公立の通信制の現状」と「自分が求めていたもの」のミスマッチだったんじゃないか、と今では思うが。

公立の通信制高校は行事が少ないと言われている。
これについては、やや同意である。
しかし、全くないわけではないし、生徒会に入るとそこそこあったりする。
これについては、行事はあるけれど、皆が求めているような「青春体験!!!」みたいなものが得づらいだけなんじゃないか?と思う。
そもそも、この学校では友人作りがしづらいため、行事があっても周りにいる人はほぼ初対面。
それに、様々な年齢の人が居るから、人との壁はやや厚めであると個人的に思う。
よって、何というか、上手く言えないけど、行事ではやや白けた雰囲気が出やすいのだ。(これが全ての原因だとは限らないと思うが)
だから、青春のようなキラキラな思い出にはなりづらい感じがする。

あと、先ほども言ったように、友人作りがとても難しい。
一体、皆はどうやって気の合う友達と出会ったのか?と聞きたくなるほど、初対面の人と話すチャンスは少ない。
個人的に、体育の授業で誰かとペアを組むとき、行事で仲良くなったときくらいしかないように思う。
スクーリングは基本、発表する場も周りの人と関わる場面もないから。

でも、本来通信制に来るということは、そういう「交流」みたいなものは皆は求めていないのかもしれない。
だから、これでいいのかもしれない。

けど、やっぱり思うのだ。
昼食にただ自分の考えとだけで過ごすのは寂しいし、学校に行ったのに、誰とも話さずにバス停に向かって帰っていく瞬間は虚しい。

私自身、もともと高校に入ったときは「誰にも頼らず生きてやる」みたいなことを思っていた。
誰かと関わりを持つのは、自分が相手を傷つけるかもしれないし、自分が傷つけられるかもしれない。
だから、やきもきする「人と関わること」には自分は向いてないんだ、と思っていた。

けど、アルバイトの経験や自分が悩んでいたときに親身になってくれた人たちのおかげで、人と関わることが自分にとって必要なことだった、と今は思えた。

人と関わらなくても、aloneに感じない人もいると思う。
けど、人と関わらないからaloneに感じる人だっているはず。
それに気づく人が、通信制に入った後でもいるかもしれない。(それは限定的過ぎる?)

いや、そうなら、数ある通信制の中で公立のところを選ばないで、他の通学できるところを選ぶんじゃないの?
……いや、まあそうなんだよね。

でも、学費が破格の安さなのが大メリットだし、色々な事情でここに来ざるを得なかった人もいるだろうし。

周りに強制する形ではなく、「皆もそうでしょ?」みたいな傲慢な考えは持たないように気を付けながら、求める人たちに提供できるようにやっていきたい。


(……書けてスッキリした!)


#通信制高校 #通信制#高校生#教育#スキしてみて#最近の考え#交流#人と関わること

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