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どんな状況にも対応できる「自分が元気になれるリスト」の書き方

先日のnoteで「自分が元気になれるリスト」について紹介させていただきました。

あらためてお話すると、先週、約3年ぶりに心が病んでいました。このままではいかんと思い、iPhoneのメモ帳に書き溜めたリストを久しぶりに眺めたわけですが、状況によって実行できない項目もあったのです。

私は今まで予算のランクでグルーピングしていましたが、ほかの属性にも分けられそうだなぁと思いつき、またnoteを書こうと思った次第です。


ご自愛で苦しんではならない

お伝えし忘れていましたが、このリストはいわゆる30日チャレンジのように、「すべての項目をクリアした先に、新しい自分が待っている!」的な、意識を高く保つためのものではありません(笑)

また、元気がない期間中に、書き出されたすべての項目を実行しなければならないわけでもありません。目的が「リストを制覇する」になってしまい、満足度は下がってしまうと考えられます。

気持ちに余裕がなくなってきたときに「何をすれば自分は心から満たされるのか」をひとつひとつ思い浮かべるのは、意外と難しいもの。(考えを怠ると、人はいっときの感情に任せて浪費に走り、自分を真の意味で愛でることができず暴走してしまうのです……。)

そんなときに、少しだけ立ち止まってこのリストを読み返し、今の自分でもできると思えるものから実行します。そして、自分らしさや穏やかな日常を徐々に取り戻すのがおもな目的です。

元気がなくなると、趣味にも興味を示せない

病んで涙が止まらなくなった日の朝、好きな音楽が聴けませんでした。「音楽ごときでこの気持ちが収まってたまるものか〜!」という、捻くれた感情の現れでしょうか。ある意味ロックですね(笑)

カラオケも、同じく無理でした。昼間に外を出歩く元気も湧いてきません。この段階では、無理にテンションを上げるよりも落ち着いて過ごしたい、という感情が勝っていたと思います。

そんな心境でいると、日中に夫から「何がしたい?」と連絡が届きました。夜にサウナへ行くことならできそうという考えに至り、夫と一緒にスーパー銭湯に行くことになった、というわけです。

翌日は少し元気が出てきたので、散歩がてら近所のカフェに行ったり、今後どうしていきたいかをメモアプリに書いたりしました。私は内向的で、自分と向き合う時間でパワーを蓄えるタイプなのだなと再認識。(個々人の性格によって、リストの内容や行動も変わってきそうですね!)

どんな状況にも柔軟に対応できるリストを作っておく

自分が好きなものをたくさんリスト化していても、気の進まない項目はあって当然。とくにお金がかかることや、心身ともに弱っている状況は、行動に移せない原因となりやすいです。

そんなときのために、どのような状況に置かれていても自分を愛でられそうなもの・ことを、いろいろな角度から書き出しておくのをオススメします。

今回は、「お金」「体力」「メンタル」「タイミング」「場所」「ひと」「もの」の7項目に分けてみました。さらに、各項目でコンディションの悪いとき・いいときにできそうなことをひとつずつ考えてみたので、読者の皆さんがリストを作る際の参考になったら嬉しいです。

お金

  • 出費を抑えてできること(例:車中泊)

  • お金を使える状況ならしたいこと(例:ホテルステイ)

体力

  • 体力が少なくても実行できること(例:睡眠)

  • 体力が回復したらしたいこと(例:日光浴がてら散歩)

メンタル

  • 落ち込んでいても実行できること(例:サウナ)

  • メンタルが回復したらしたいこと(例:カラオケ)

タイミング

  • 時間がなくてもできること(例:トイレですっきりしたあと、洗面所の鏡に向かってニッコリする)

  • 開催時期が決まっていること(例:ライブやイベントに参加して楽しむ)

場所

  • 場所を問わずできること(例:お笑いの動画を見る)

  • 足を運んで向かいたい場所(例:劇場)

ひと

  • ひとりでできること(例:鬱憤や理想を紙に書き出してネクストアクションを考える)

  • 誰かと一緒にしたいこと(例:家族や友だちに悩みを聞いてもらう)

もの

  • 身一つでできること(例:フットマッサージ)

  • ものを使ってできること(例:好きな香りのボディクリームを塗る)

どんなあなたにも寄り添えるリストにしよう

上のリストで共通して使っていたキーワードにお気づきでしょうか?「したい」と「できる」です。(最初からお気づきの方がいらっしゃったら、ぜひ「ご自愛マスター」とお呼びしたいところです💐)

普段のあなたは、仕事や家事をキャパ以上に頑張ろうとしたり、やりたいことを我慢する生活を送ったりしていませんか?(ちなみに、私はそんな人間です……。)

主体性を持って「したい」と思えることを務めて、許容範囲内で「できる」ことをしてください。やりたくないことを任され、それができない自分を責める必要はないですよ!

そうはいっても、なかなかできない状況・性格の方もいらっしゃるでしょう。(はい、私で〜す)
そんな方は、ちょっと時間ができたときだけでもいいので、このリストの存在を思い出し、書いたことを試してみてください。素直な心、大事にしていきましょうね!

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