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第10回タカテツこども哲学レポ!

今回は川崎ワカモノ未来プロジェクトから、高校生がこども哲学の見学に来てくださいました!
そして最終的には、輪の中に入って対話してくれました。。
こどもたちは、小学2年生が6名参加でした。
 
まずは、カードゲーム「ito」を使ってアイスブレイク。
進行役の大人も加わって、総勢8名での「ito」はかなり難関。
3回やって、一度もクリアできず。
 


さて、対話のテーマは、こどもたちに選んでもらいました。
10個くらいのテーマの中から、
「なんで、裸は恥ずかしいの?」
「お金があれば、本当に幸せになれる?」
「なんで夜は怖いの?」
「大人ってどんな人?」
が候補に挙がりましたが、時間の関係上、2つに絞ることに。
どうやって決めるかを子どもたちに聞いたところ、多数決がいい!絶対じゃんけん!と意見が割れたので、進行役の提案で、あみだくじで決めることにしました。


 
あやしい、あみだくじの図


「なんで、裸は恥ずかしいの?」
「大人ってどんな人?」
のテーマに決定!
 
まずは、
「大人ってどんな人?」のテーマから
・大人は、無駄遣いする。100円で買ってすぐ壊れて、また買う。もっと高いものを買えばいいのに。
→無駄遣いしない大人もいる。子どもの方が、無駄遣いしてると思う。
・大人とは、年齢が多い人。
・大人は、子どもを慰めるのが得意。
→大人も、子どもの時があったから、その時大人から慰めてもらったから、今は子どもを慰めることができるんだと思う。
→年下には優しくしてあげる。
→子ども同士でも、年下の子を慰めたことがある。
→子どもは、大人を慰めることはできない。
→でも家族だったら、子どもでも大人を慰められる。
→お母さんを慰めたことがある。
(進行)大人は、年齢が上の人という意見があったけど、何歳から大人なの?
→20歳。
(進行)年齢で、大人か子どもかが決まるの?
→その人が、自分で大人だと思ったら、大人だと思う。
(進行)選挙は18歳からできる。選挙ってわかる?
→(子どもたち、よくわからず。選挙の説明を進行がする)
→18歳は20歳じゃない。子どもなのに、どうして選挙はできるの?
→どうしてだろう。。
(見学者の方、飛び入り参加)
→今18歳だけど、どうして選挙ができるのか、政治家が決めたことなので、自分でもよくわからない。
と、そこで時間切れ。

2つ目のお題。
「なんで裸は恥ずかしいの?」
・男と女で違うから。
・人によって、見られていやなところが違うと思う。
(進行)どうして赤ちゃんは裸でも恥ずかしくないのか?みんなはいつから裸が恥ずかしくなったの?
→小学1年生頃から恥ずかしくなった。好きな色も小学生になったら変わってきた。
→小さい時は、頭がぽやんとしていて、恥ずかしいとか感じなかったのかも。
→新しいことを学んで、恥ずかしいということが分かってきたんだと思う。
 
と、2つ目のお題は15分しかできませんでした。
 
今回の「大人ってどんな人?」
では、「慰める」がキーワードとなり、盛り上がりました。もっと聞いてみたい話題でした。また、大人の無駄遣いの話で、100円のものを買って、壊れたらすぐ買うことを批判していたので、その話題も興味深かったです。選挙の話で18歳の方にも加わってもらいましたが、「こうこうせいでもわからないのかあ。」という子どもたちのリアクションが微笑ましかったです。
 
手を挙げて活発に発言するお子さんが多く、久々にスピードをセーブするのが大変な回でした。次回はもっとじっくりやろう、というのがファシリテーターの反省会で出ました。次回もよろしくお願いします!
 

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