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第16回タカテツこども哲学レポ

今回は「にじいろのさかな」を読みました。
あらすじはこちら↓

こどもたちからの感想や疑問は
・(ただの青い魚は)うろこがキラキラしてないことも個性。そのままでいいんじゃないか。
・でも、自分もにじうおみたいに、キラキラのうろこで注目されたい気持ちもある。
・自分だったら、「きれいだね、いいな、ほしいな」と言われたら、嬉しくなって、それをあげる。同じ好みだ、ってわかって嬉しい。
・にじうおは、みんなにいじわるをしておいて、「どうして誰も好きになってもらえないの?」と言うのはおかしい、にじうおが悪い。自業自得だ。
・にじうおにアドバイスをするタコばあさんは、どうして未来がわかるのか?すごいと思った。
・青い魚は、とても嫌な思いをしたと思うけど、なんで、にじうおに再度話しかけたのか。
・タコばあさんのアドバイスどおりに、うろこを配って、友だちができて、にじうおが優しくなってよかった。
・うろこをあげるのって、痛いのかな?髪を引っ張られる感じ?

進行役(大人)からの質問
「にじうおは、とても大事なたからをみんなにあげて、しあわせ、ということだけど、なんで、それがしあわせなの?」
→あげたことで、みんなと仲良くなれたから、しあわせだとおもう。
→キラキラうろこは1枚になったけど、まわりにたくさん友だちができたから。
→最後の1枚は、あげたくないなあ。やさしくなった記念に取っておきたい。

全体の感想
・にじうおは、タコばあさんの言うことを信じて、勇気を出してキラキラうろこをあげた。しあわせになるかは、わからないのにあげて、すごいなと思った。
・にじうおが心を入れ替えて良かったなあと思った。
・自分にとって特別なものだったら、あげたくないという気持ちもあるし、難しいなと思った。

進行役からの感想
・一番初めに、「キラキラしてなくても、それが個性。」という核心を突いた意見が出て、小3女子、すごい!と思いました。でも、それに対して反論もあって、キラキラで注目されたい気持ちもあるし、難しいぞ。と発展してゆきました。
・各人率直に意見を出し合っていて、自分だったらどうするかな?と考えながら進みました。
・アイスブレイクで行った、誕生日順やあいうえお順に並ぶゲームが結構楽しかったようで好評でした。
ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました!

アイスブレイク「お父さんの名前順に並ぶ!」


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