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最近買って読んだ本を雑に紹介する記事

■はじめに

 本に関しては圧倒的に実体のある本派、花倉みだれです。
 場所取らないとか安いとか色々メリットもわかるものの、これはなかなか現代的価値観にアップデートできません……。

 というわけで、最近買って読んだ本を雑に記録していこう、という記事です。あまり深堀りはしないので私の人となりを知ってる人がふ~んくらいに読み飛ばすような内容を想定しています。では参ります!

●HGに恋するふたり(1)

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 1988年生まれのガンダム好きOLが、同じくガンプラ好きのJKと絡んでから~という話
 女性受け著しいSEEDの中で、キャラよりMSが好きだったけど今一つ受け入れられなくて馴染めなくて~みたいな背景が語られていくわけですが、
 自分も生まれがほぼ同じなので、学生時代の光景の解像度の高さにとても強烈なノスタルジーを覚えました(笑)
 ガンプラを主軸とした百合っぽい話……という体裁ではあるものの、色々刺さることも多いんじゃないかな~とか思いましたね……!

●デスラバ(1)~(3)

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 童貞を奪われたら死ぬ系エロコメディです

 時々、何も頭使わずセクシーなコメディを読みたくなる気分になる時があるのです。そんな時に多分買った本。期待通りのほどほどのバカバカしさで楽しかったですね。

 非童貞だと死ぬウィルス的なものが蔓延した世界で、その特効薬を作るために耐性のある童貞とセックスした際の色々を手に入れようと耐性側の女の子側があの手この手で誘惑してくる……みたいな筋で、
 軟禁状態で外の世界はハード……みたいな結構しんどい世界観もチラホラ見せてくる(実際にネームドキャラもちょい死ぬ)のですが、
 誘惑に負けたら死ぬ男組と、その気になった状態でさせないと有効なサンプルとして手に入れられない女組の駆け引きが、本人たちは必死なのに見え方としてはとても俗世的な感じを極めてて、ハードな世界観から際立って見えてとてもよいバランスだと思います。

 面白かったです。

●ぬきたし 2 ―抜きゲーみたいな島に住んでるわたしはどうすりゃいいですか?

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 時々、何も頭使わずセクシーなコメディを読みたくなる気分になる時があるのです。2度目

 エロゲーのコミカライズなのですが、R18本にならないギリギリ? の範囲でいい感じにシリアスに馬鹿っぽくセクシーなやりとりが見られて私は満足です。

 性に奔放であるという倫理観を売りにした観光地である「抜きゲーみたいな島(青藍島)」にあって、純愛を貫くことを志す、反体制側の主人公たちの戦いを描く……という筋で、結構熱いところもあったりします。
 その一方で「抜きゲーみたい」な世界描写に対して、冷静である主人公の目線が面白おかしく見られる……みたいな構図ですね。

 元のエロゲーの広報アカウントの文才が極まってて面白いので、こちらもオススメです。

 引用の範囲になるだろうしどこか切り貼りしようかな~と考えて、
 でもBANされたりしたらやだな~と躊躇うくらいにはぶっ飛んだ世界なので、ゲームはちょっとな~という人でも気軽に覗いてほしいです。

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 あの野田クリ先生もこう言ってますからね!!

●図解即戦力 モバイルゲーム開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書

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 「モバイルゲーム」の企画~開発~運用までの流れをなめて解説してくれている本ですね。

 私もモバイルゲーム関係のお仕事をしたことは0ではないので、
 知ってる範囲のことはそうだよね~という感じ、
 知らない部分はそうなのか~という感じ、
 ……で、特にひっかかりなく読むことができました。

 何か1つのトピックで実践的に約立つかというタイプではなく、
 網羅的に一冊の本としてモバイルゲームの開発・運営についてまとまっている、という点が魅力だなと思いました。

 ユーザーとしてのみ見えている部分からは想像できない部分などを補完したりするのに新卒や未経験の方とかが読むとその後スムーズに入れるのではないかな~とか思いました。
 個人的には研修の時とかにこれくらいまとまった形で色々教えてほしかったな、と思いました(笑)

 なんとなくモバイルゲーム開発のこと頭ではわかってるぜ? って場合でも、言語化してくれてることでより定着したり理解が深まったりとかはあると思うので、現職の方でも足を止めて振り返ったりとかそういう感じで目を通すといいかもしれませんね……!

●いちばんやさしいマーケティングの教本 人気講師が教える顧客視点マーケの基本と実践

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 このシリーズ、後にWeb3.0の本が回収騒ぎになってあんまりいい印象持ってない方も多いかもしれませんね……。
 前提として私はマーケティング素人なので内容の真贋はわからないですが、それでも変なこと言ってるとかはなかった(著者もだいたい全部違うし)のでこの本は大丈夫なんじゃないかな~と思います! シリーズものって大変だ……。

 「いちばんやさしい」を自称するだけあって、マーケティングってなんぞ? ニーズってなに? みたいなところから教えてくれます。
 2019年初版の本なので、最新というわけではないのでしょうが、デジタル関係についても過不足なく触れてくれていて安心感ありますね。

 こういうのは何度か目にしたり自分で触れたりした時にあぁあの時のあれ~って思い出したり定着させたりするようなものかな……と思っていて、
 ぱーっと網羅的に読めたことにまず価値があるなと思っています!
 色々、あぁ、この会社のあの施策はあぁいうあれでやってんのか~みたいな視野は広がった気がしますよ……? 多分(PRとか)

 自分もなんとなーくわかってる部分と、すーっと抜けてる部分があるなぁと今あらためてパラパラして思ったのですが、それはそれでよし!

 ゲーム系の仕事をするにしても「ほんわかふわふわ」として継続して活動するにしても何かしら意識しなければならないところだとは思うので、継続してアンテナ広げていきたいところだな~と思いました。

●SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術

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 個人的に信頼と尊敬をしているライターがオススメしていた本でした。

 表題の「SAVE THE CATの法則」そのものは、
 「猫を助けるみたいな感じで主人公に共感できるエピソードを入れろ」
 みたいな話なんですが、そういう感じの売れるシナリオにするための著者の経験と知見に基づくTIPSが読み物的に面白く続いてる感じの本です。

「売れるもの、売り方」という視座から脚本の色々が書いてあって面白かったですね。

 映画脚本以外でも、物語要素のある企画を立案する人だったら刺激を受ける部分はあるのではないかな~と思いました。

 エンドユーザーではなく、企画として「買う」人に向けて「売る」企画がどういうものなのか~という視点はとても実務的な一方、自分が見てきた中ではあまりない視点な気がして新鮮でしたね。

 読み終わったあと、シナリオ書きたくなるくらいの勢いと知見があるいい本だと思います……!

●小説家になって億を稼ごう

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 現職のクリエイターが書く本って、意外と「そんなに甘くないぜ」みたいな論調が目立つなと個人的には感じていて、そんな中「億を稼ごう」はとてもド直球で夢があるタイトルですよね。

 自分のサクセスを背景に力強く「売れた場合にどうしたらいいか」まで教えてくれる(例えば「テレビ出演の依頼があったら?」など)のは貴重ですね。

 自分は読み終わってからすぐにこれと同じノウハウで試す……ことができていないので億を稼げていない(笑)のですが、
 結構具体的な創作ノウハウもあるので愚直に試してみるバイブルとして参照するのも時期によってはアリなのではないかなと思います。

 編集を悪く言っていないのとか、ポジティブにノウハウを公開している点などで好感度が高く読むことができました。

 なんとなーく、作家ってこういう感じなのかなぁ? みたいな解像度もあがった気がします。

●見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色

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 デザイナーすごいな~ほえ~! って思うシリーズですね
 この2年、結構デザイン関係の本読んではいて、解像度そのものは上がった気がします。
 が、自分ができるかというとそんな気はせず、ただただデザイナーすげ~な~って思うばかりですね(笑)

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 実際のイメージ、ベース、アクセント、サブの色の割合なども載っていて、
 パラパラ見て「こんな感じにしたい!!」 とイメージに近いところを持ってこれそう(それを元にデザイナーに発注するとかができそう)な気がするのは今後を見越しても手元にあってよいかなと思う本でした。

 noteの見出し作る時とかにも参考にしたいところですね~(できれば……)

●書きあぐねている人のための小説入門

「最近」と言いつつ半年くらいまとめてなかったな……というところも晒しつつ、このツイートが全てです(笑)

●すぐに役立つ! 配色アレンジBOOK

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 先程紹介した「3色で~」と同じような本ですね。

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 こういう配色でまとめるとまとまるよ~みたいなのがバーっと載っててぱーっと見てても面白いです。
 3色に限ってないのが初心者にとってはかえって難しいのかもしれないし、使いやすいのかもしれない(笑)

 色にまとまりがでな~い!! みたいな時に泣きつく先があるな、というのは安心感あります。

●機動戦士ガンダム

 ガンダム漫画版……と言ってもジ・オリジンではなく当時版
 「くるならこいジオン軍! ガンダムがあるかぎり平和な宇宙をオマエたちの勝手にはさせんぞ!!」
 など熱血なアムロでお馴染みのやつですね。

 確かにアムロの熱血度は高いし色々アニメや現在の設定と異なる部分もあるのですが、意外としっかりしていた印象です。

 大地に立ってからランチで逃げるまでの流れを大筋踏襲していて、普通にガンダムのコミカライズとして楽しめました。

 違う部分もまぁ、コミカライズならこういうこともあるよねレベルに感じました。ネタ的に楽しもうと思っていたのでちょっと肩透かし感もあります(笑)

 ネタ的に擦ってるだけの方にこそ、一度普通に読んでほしいところですね~。

 あぁ、あのアムロってこのコマなんか~みたいな感動があります(笑)

■終わりに

 以上、ざっくり感想です!

 noteに読んだ~って振り返ったら本棚にしまおう~っていつも思っていて、しまえず積まれていた本をようやくしまえます(笑)

 今後もちょこちょこ読書感想はジャンルに関係せず書いていけたらよいな、と思っています!

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