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友だちから大爆笑をもらった結婚記念日のルール

もしかしたら…うちだけ❓
そんな経験あるとおもいます。

ちょっと突然ですが、

どのうちにもキャンドルというものがあると思うのですが…
どういう時に使いますか?

あまり、普段使いはしないかもしれませんが…ひとつくらいはお持ちでしょう。

我が家には必ず一年に一度、決まった日に使うものがあります。

もしもの時の防災用?
癒しのアロマキャンドル?
クリスマスに飾るクリスマスキャンドル?

いいえ、違います。
我が家が使っているのは
ウェディングキャンドル。
メモリアルキャンドルとも言います。

もう30年以上前になりますが、私達が挙式した時にいただいたもの。
披露宴の会場で新郎新婦の席にどっしりと据えられていたメインキャンドル。

お色直しでウェディングドレスとタキシード姿で登場した二人が暗転した会場の中を招待客の皆様にご挨拶しながら、各テーブルのキャンドルに一つ一つ火を点けていくのです。
最後にメインテーブルのキャンドルに点火してクライマックスを迎えるという演出。
(今でもあるのでしょうか…)

ひと昔前は、結構流行ってました。

その時に式場からいただいて帰ったキャンドル🕯

お借りした画像ですが、こういう感じです。
↓↓↓↓↓↓


これって、とても長くて大きいんです。
それでもって重い!
収納場所も選ぶし…
箱に収納したサイズだと1メートル弱。結構な大きさです。


このキャンドルを毎年、
結婚記念日の日に灯す❣️という我が家のイベント。

この話を女子会の時にしたら、みんな

「エェー!うっそぉー!!使ってるの??」

とみ〜んな大爆笑。

お陰で会は盛り上がりました。

しまいには、みんな笑いすぎて涙まで出ちゃう始末。

そんなにおかしい事??

だったみたいです。

これってうちだけ❓


この話には続きがあって、
このキャンドルは数字が刻み込まれてあり、それが 『25』 までしかありません。

と、いうことは、25周年で終わりとなるわけです。


そう、
26年目からは、
キャンドルじゃなくても、可愛いお花とちょっと小洒落た料理があれば、十分。
なんて、私は思ってました。


25周年のイベントが終わった次の日。

夫に言いました。

「来年からは、キャンドルじゃなくてもいいよね。どんな感じにする??」

言い終わるか言い終わらないうちに夫が

「えっ!あのろうそく、もしかして捨てた?」

私の表情で事態がすぐに飲み込めたのか、夫は、勝手口のゴミ箱へ直行!

「なんてことしてくれたの!もう!」

ゴミ箱から生還したキャンドルは夫の腕の中に。

髪に包んだままのキャンドルは、まだ昨日の状態のまま…
無事でした。

夫はかなり、お怒りのようです。

そんなに大事だったの?!

でも、もうお役目十分果たしていると思うんだけど…

大木のようなキャンドルも短くなり、芯もくたびれ、真ん中にロウが溜まって、火を灯すと時々ヒョロヒョロと黒い煙を出すこともあります。

ムードも何もあったものではありません。

夫の胸の内は、そんなの関係ないのです。
結婚式に使ったキャンドルそのものに大事な意味が込められているのです。

ものの考え方は、人それぞれ。

こういう時にいろんな形で表れるんですね。
夫婦でも気持ちのズレってあります。
私の気持ちも認めてほしいけど…
夫の気持ちもわからないでもないし。

26年を過ぎて、もう30年も過ぎました…


そもそも、キャンドルがなくても十分なのです。

子どもたちが小さかった頃は、キャンドルに火をつけることで、非日常の気分も味わえたし、お父さんとお母さんが結婚した日なのよ〜って言わなくても、キャンドルを出せば、我が家のイベント!って感じで、ケーキに火をつける事と同じ雰囲気を味わうことも出来ました。

でも、今は、二人で揃って記念日を迎えられれば、十分です。

たかが、キャンドル。
されど、キャンドル。

そこは目を瞑って夫の気持ちを優先した方がいいのでしょうか。
今年の記念日も年季の入ったキャンドルがテーブルに登場するのでしょう。
数字はありませんが、まだ火は灯ります。

このウェディングキャンドルが防災用に最適!っていうふれこみで、ネットオークションで売られている現状を夫は知らないのでしょう…

みんなから大爆笑をもらった意味がよ〜くわかります。

みんなそうよね〜

30年以上も火を灯し続けている夫婦は、そうそういないと思います…

そんなふうに夫に言ったとしても、ますます意固地になるだけ。

だから、私も気持ちを切り替えて、もしもの時の為に
備えあれば憂いなし!
そう、思うことにしました。

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