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学校視察をしてなんとなく見えた「自分なりのインター校の判断基準」(2023年2月時点)

2023年2月、初めてインター校の訪問をしました。
webサイト/SNS/Youtubeでしか見ていなかった時は「何をどうやって比べればいいのか…行ったら何か変わるのか…」と半信半疑でしたが、行ったら行ったで得るものがたくさんありました。逆に迷うこともありました。

そんなお話です。

※こちらは個人の備忘録的な内容です。まだ実際通ってもいないので現実と即していない部分もあると思います。どうぞ、参考までに。

【この記事で語ってること】
・インター校選びが難しい3つの理由
・「みんな違ってみんな良い」のでしす視察してさらに迷った
・しかし複数見ることで少し判断基準が見えてきた

◼️インター校、選ぶの難しすぎませんか?

学費・カリキュラム・立地で数校には絞れたものの、それでも最終的に「ここにする!」が結構難しかったです。と、いうか難しいです(現在進行形)

視察に行ったはいいものの情報量が多すぎて数日は「なぜ選ぶのが難しいのか?」も分からないくらいでした。以下、視察後頭を整理して個人的に難しいと思った点です。

①「自立した生徒に…」みたいなことはどの学校でも言ってる

なんで海外留学させたいの?と話すと出てくる理由No1(私統計)である「自立した生徒」みたいなものはどの学校でも謳っており大きな差別化にはなりません。

じゃぁどうしたら自立した生徒になれるの?を自分の中に落とし込み、学校方針とリンクさせないと「みんな結局同じこと言ってるね!」と路頭に迷います。

しかし、自分の中に落とし込む際に②が問題になります。

②教育を体系的に理解してないので、ソフト面の比較が容易でない

「教育」「カリキュラム」「輩出する人材」みたいなものの関係性を体系的に自分の中で理解出来ていませんでした。それぞれの学校が書いている内容もレイヤーとかベクトルが違う。ハード面は簡単に比べられるけど、ソフト面をどうやって比較していいか分からない。

息子がまだ5歳ということもあり、どのような雰囲気があっているのか、どういう教育が向いているのかもまだまだ分からない状況なのがより難しいですね。

(体系的に理解してれば決まるのか、っていうのは分かんないですけども)

③比較項目が多く「これが叶えばオールオッケー!」が決めづらい

ハード面・ソフト面あわせて比較しようとすると莫大な量の情報があります。もちろん全部比べる必要はありません。だからと言って「宿題さえだしてくれればOK!」とか「いい感じの人材像があればOK!」みたいにざっくりと決めることも出来ません。

どこまで比べるの??どこまで情報が必要なの??は視察をしてもなおめちゃくちゃ迷子です。

◼️視察をすれば「これ!」と決まるかと思ったら、決まらない

当初の目論見

「A校が本命。B校とC校はA校がいいよね!と思うための比較対象。なので、3校みたらAで即決!!ってなる」

と、いう予定で見にいったのですが…
まさかのそうならなかった…!!

いや、結果的に3校の中だとA校になったのですが、「ダントツでAだね!」ではなくて「う〜〜〜〜ん、住むエリアとか考えるとAかな〜〜〜〜」というやや消極的(?)な決まり方でした。

想像以上に「みんな違ってみんないい」

上記の理由はまさにこれでした。
難しい理由の②③で書いた通り、ソフト面の比較が難しく、どこもクリティカルでNG!ダントツでOK!みたいな言い方が出来ませんでした。

最初は「全部イギリス式だし、そんな違いないだろ〜」と思って見学にいったのですが、考えが甘いと言わざるを得ない。出発前の自分を叱りたい。

結果、あと2,3校見るかもしれない

次回、息子と一緒にA校だけ見て問題なければ願書提出、と思っていました。

しかしこのままA校に決めてしまうのもなんだか心がモワンとしてしまっており、エージェントさんからあと3校候補をもらいました。その中からあといくつか見て最終決定をする予定です。

◼️なんとなく固まってきた判断基準

まだ完全に「これ!」ってなった訳ではないですが、3箇所みてなんとなく自分が何を気にしているのか分かってきました。

<判断に大きく関わりそうなもの>
 *どういう人材像を目指しているか
   だいたい同じではあるがこだわりポイントに若干の違いがある。
   教育と社会がつながっているか、そのための取り組みはあるのか。
 *特に力を入れていることは何か
   芸術系に力を入れているところが多い。
   IT教育力入れてたら嬉しいな〜〜〜
 *そうは言ってもやっぱり施設面
   綺麗な施設になんてごまかされないぜ、と思っていた。
   でもやっぱり大切だなって思った。テンションと衛生面の問題。
 *EALの有無とやり方
   英語話せないのでないと詰む。
 *バスと給食と0歳のビザ
   有名どころでないところはないと思います。
   が、ないと詰むので念のため確認。

<小さな積み重ねで印象が良くなるもの>
 *1クラスの人数
   個々人に合わせて教育となると、20名越えると多いかな〜
   完全になんとなくです。
 *部活の数と頻度

<あんまり関係なさそうなもの>
 *全体数/日本人の数
 *ネイティブの数

以下、インター校選びで話題に上がることがあります。しかし、現時点ではどう判断していいのか分からないので全く考えてません。

<通う中で向き不向きを判断したいこと>
 *宿題の有無
 *遊びよりなのか、アカデミックなのか

◼️次回に向けた反省点:いらない質問しすぎた

何を聞いていいかわからなかったので、とりあえずズラっと質問リストを作りました。それは各学校に苦笑いされるほど…笑

最終的には知りたい情報だなと思いつつ「それは判断にあたってクリティカルなものにならないよね」みたいな質問もしてしまいました。特に数字や一部ハード面については調べればある程度分かったり、誤差があっても大きな問題にはならないこともありました(ここは誤差が許容できる・出来ないで分類しておく)。

結論、口頭で聞く価値のあるソフト面をもっと聞くべきだったな〜と反省してます(質問の最後の方に持ってきていたので、十分な時間がとれず…)

<ハード面・数字など>
*誤差が許されるもの・調べたらわかるもの
 ・生徒数/学期数/学期の始まり/テキスト何使ってるか
*誤差が許されないもの・調べてわからないもの
 ・受験内容/学年調整の有無/EALの有無

<ソフト面>
*各校共通する質問例
 ・学校として課題はありますか?
 ・学力に遅れが見られる場合のフォロー方法は?
 ・在学生・卒業生から評価されるポイントは?
*各webサイト等情報から考える質問例
 ・教員を大切にしているとのことですが具体的な取り組みは?
 ・hoge年に経営層が変わってますがどのように方向転換していく?

と、いうことで次回の視察に備えたいと思います。

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