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記憶を辿る日
ハンバーグは2種類作る。
ぽん酢で食べたい派のために焼いただけのものと、トマト煮にするものと。
トマト煮をクツクツ弱火で煮込んでいたけど、もう出かけたい。軽くシャワーを浴びる間、ものの10分程度、そのままお風呂に入った。
娘が声をかけてきた。
「火、止める?」
「いや、止めなくていいよ」
シャワーから出て、体をふきふき、着替えているとパチパチ音がする。
!? 鍋がパチパチしてる。
慌てて火を止める。やや、焦げてる。
何故焦げた。記憶を辿る。
「あれ?火、強くした?」
娘に聞くが、きょとんとしてる。
「知らないよ。」
記憶を辿る。火は弱火だったよな?確かに。
あの水分量じゃ焦げないはず?記憶を辿る。
「え、私、火を止めたけどすぐつけたよ」
娘がぽつり。・・・それやん!
「あんたな、このコンロ、火を1回消すと次付けたとき火の強さが変わるんだよ」
中火で煮込み続けたら、そりゃ焦げますわな。
普段家事をやらせてない弊害がここに。
記憶巡らせても思い出せないわけで・・・
自分がボケていたのかとかなり焦っていた話。
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