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資金難と妊活生活。

おはようございます。

台風が来ていましたが、私の住む地域では熱風と湿気位の被害で終わり、今もまたムシムシムシムシしています。北国なので必要ないかと、長年買っていなかったエアコンを買おうか真剣に悩んでしまいます。これが蒸し暑いということなんですね。

さて、妊活頑張ってますかー?と、言われたら、この前の体外受精後すっかり疲れ果てて何もしてません。大量に飲んだ薬をとりあえず体外に出しちゃおう期間なのでただただ、ボーっと過ごしてます。体外受精失敗後の生理はとても血が多かったです。薬効いていたんでしょうね。うん。

年齢を重ねるごとにすごく感じるのが、月経時の血の量です。20代後半のころは1週間近く出血が続くことも多く、や~ツライ、ツライ言っていたのですが、当時年上の30代後半の友人から、私なんて3日位で終わるようになっちゃって。と、聞いては、え~羨ましい。なんて応えていたのですが、今思えば、あの頃の自分が羨ましいです。1日目、2日目はツライですが(生理痛も酷い方なので)その後はまぁすっきり。ほとんど出血もなく、ただ、残りがチョコチョコ出てくる位なもんで。これが、加齢だったんですね。

そんな私、はじめは働いていたんですが、妊活をするにあたって仕事を辞めました。いつ病院来てね、とか。あと、本格的に投薬治療すると猛烈な眠気が急に襲ってきたり、めまいがしてぐらぐらすることもあり、生活に支障が出てきていたからです。車通勤していたこともあり、妊活でストレスが一番よくないのに、仕事ストレスと疲労、家事ストレス、そして投薬で眠気が来て事故りました。なんてなったら、洒落にならないので、旦那と話して仕事を辞めることとなり、専業主婦やりながら妊活を進めることになったのです。

バリバリ働いていたタイプなので、家にずっといるのは辛く… 妊活中なので旅行も自粛… ストレスたまると海外に逃亡していた人間が、だまーって家にいることの、この、苦痛。自分の収入がなくなったので、無駄遣いもできないし、まぁ、仕方ないんだけど、家のローンを払い、家計簿をコツコツとつけて、医療費を捻出し。よし、頑張ろうと思っていたら、同居している両親が高齢でボケはじめ、いう事を聞かなくなってきて… あ、これもそういえば聞いてたな… 年上の友達から、同居しているお母さんの愚痴…なんて思いながら、日々を過ごし、医療費を捻出…(わかったよ、医療費…)

とりあえず、タイミング療法を行っていた頃は、検査代は高かったけど他はまぁそんなに高くもなく、保険も適用していたのでよかったのですが、人工授精を始めた頃には、保険適用外の治療となることとなり、月に30,000円位の出費が生まれるようになりました。医療費だけを見れば、30,000円です。子供がいる家庭であれば、それくらいはかかるでしょう。先行投資だと思えば楽なものでしたが、転院したことにより、交通費も上乗せでかかることになり、更に混んでいるので予約をしていても、やはり受診して…なんてやっていたら半日かかってしまうことになるのです。

コロナ禍に起こった悲劇

さらに今年の春からは、コロナ禍で「若干の咳や発熱などがあった場合は、受診が出来ない」という状況になりました。春頃にいつも発症する咳喘息のせいで、受診することが出来ず、とりあえず咳を押さえなければならないので、内科に行ったらコロナと勘違いされて門前払い。危険なウイルス持ってくんな的に看護師に追い払われ、コロナの人はここに電話しろ的な紙を一枚渡され、大騒ぎされた状態で追い出されました。

最悪です… とりあえず、つながらない無料ダイヤルは捨て、有料の普通の回線の保健所に電話をかけること数十分。やっとつながった状態で、事情を話したら『それ、コロナじゃないですよね』で、終了。すごく嫌だと思うんですけど、病院に再度電話をしてから受診してください。ツライですよね、咳喘息… と、同情されました。

嫌だったけど、薬は欲しかったので、先ほど追い出された病院に再度電話をしたら、看護師の女性が電話口に出て、ネチネチといったのです。

「わかりますよね、今の状況。咳があって、微熱があればだれでもこんな小さなクリニックでコロナになったら大変なので拒否しますよね」的なことを延々と話すのです。携帯、かけ放題じゃないので、電話代がすごいことになるんですけど…と、思いながらも切れずに延々と自分は悪くない的なことを語られ…受診してもいいけど、人の少ない時に来て的な…もうこれ、医療ハラスメントだろ、と思いながら、病院に行く気にもなれず、1カ月間我慢に我慢を重ねて、咳が落ち着くのを待つことにしました。

咳喘息は、喘息とほとんど症状が似ていることもあり、他の病院に行ったときに喘息だと判断され、効かない薬を延々と飲まされた経験があり、しっかりと診断してくださり、3日で咳を落ち着かせてくださったその先生を信頼していたので、他の病院という選択肢はなかったということもありますが、…看護師さんが怖くて病院に行けないとか。精神的にバイキン扱いされて心が折れたとか。コロナ禍じゃなかったらなかったんだろうなぁとか。そんなことを思いながら、私の妊活は意図せず中断を余儀なくされました。そして、咳が辛くて立ってもいられなかった状態だったので、家事が滞り、逆に食費がかさむという… 資金難に更に追い打ちがかけられたのは言うまでもありません。

妊活再開

咳が落ち着いた頃、妊活再開しました。予約をとって、とりあえず、受診からの人工授精。また月3万円生活です。3万円って結構おおきいですよね。そして夏になる頃、旦那と話をしたのです。毎月30,000円は軽くかかる状態だったので、それが1年続けば、年間360,000円です。そして、だんだんと卵は年老いていき、受精しづらくなっていきます。生理のときの血の量がそれを物語っていました。決断するなら今じゃないか。そして、先生に聞いたのです。

「あの、体外受精を行うとしたら、おいくらくらいかかるのでしょうか。」

先生は言いました。50万くらいだけど、助成金が初回は30万位は出るから、実質は20万くらいかな。

はたから聞けば、そうか、20万あればできるのか!と、思うじゃないですか。とりあえず、覚悟して60万位は医療費としてコツコツ貯めていたので決断したのですが… 問題はそこじゃないんですよ。

簡潔に言うとですね。高いお薬代とかもかかるし、なんだかんだで交通費もかかるし。卵を育てて、採卵して、移植をする。約2か月~3カ月の間に合計60万は最低でもかかったわけです。さらに!助成金は、妊娠判定が終わった後に、全部をまとめて申請するのです。申請が終わってから、2か月位、お金が入るまでに時間がかかるのです。おわかりですね。結局、自腹で60万以上用意しておかないと、体外受精なんて出来ないんです。体外受精だけなら50万かもですが、アラフォーですよ。顕微授精も必要になるんですよ。そうするとですね、金額がガッツリ上がるわけですね。

助成金の申請をしましたが、いまだに入金はありません。お金の支払いは終わりましたが、これ、すぐに助成金が入るかもと勘違いしてやってしまったら大変なことになりますよね。時間もないし、続けて行いたくても、お金がないとできないわけです。だって、初回の助成金すらまだ入ってないんですもの!(笑)

所詮はお金… お金なんですよね。

でも。本格的な妊活をしながら働くのはかなりキツイです。こどもが欲しいなぁと思う夫婦が、5年で妊活を諦めて犬を飼う。よく聞く話で、実際に私の周りの先輩方もそんな感じです。気持ちの踏ん切りと、お金の踏ん切りと。妊活は綺麗ごとなんかじゃ終わりません。友人も高級車1台買えるほど、4年間も妊活を続け、あらゆる手を尽くしても子どもが出来なかったのに、諦めて通院をやめたら自然妊娠したそうです。とてもおめでたいのですがその後旦那が浮気をしていることが発覚し、別居。こどもが生まれたのに、旦那はもう家にはいません。妊活で壊れる必要のなかった夫婦の絆が壊れる位なら、もういいやって思うこともあるのかもしれません。

絶妙なストレス軽減方法と夫婦関係の築き方、そしてお金の管理が大切な妊活…!

本当に難しい日々です。

愚痴りたくても、相談したくても。同じ状況の人がいたとしても。なかなか相談できないのが、この不妊症。本当に苦しい… 苦しいです。

どこも悪くないのに…ね、困るよね…

はぁ… 頑張ろう…


妊活で破産するかもしれない恐怖と戦っていますが、どうしても子供を諦めることが出来ず、夫婦一丸となって頑張っています!妊活も5年目になりますが、もう少し粘ろうと思っています。サポートいただけるとすごく嬉しいです。よろしくお願い致します。