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法学編入試験対策 参考書の紹介 ~演習ノートシリーズ~


1.はじめに


 法学編入試験について、「講義テキスト以外にどのような参考書があるのか知りたい」という希望があったので、おススメ参考書の一部を紹介したいと思います。
 今回は、「法学書院 演習ノート」を紹介します。

2.法学書院とは


 法学書院は法律専門書分野にも裾野を広げると同時に,司法試験をはじめ国家試験総合指導誌・月刊『受験新報』などを発行し、「法律を勉強している人々を応援する本づくり」を出版理念としており,1966(昭和41)年以降、様々な書籍を発刊してきました。
 しかし、残念ながら、法学書院は現在廃業したため、これまでに発刊した書籍がプレミア価格になっています・・・
 そのため、入手するにはamazonやフリマサイトなどで購入する必要があります。

3.おススメ参考書①: 演習ノート 政治学


 政治学の基礎知識は必要不可欠ですが、あまりに手広く学習してしまうと学習範囲は無限に広がってしまう恐れがあります。
 そこで、法学書院の『演習ノート 政治学』がおすすめです。
 この本は問題に対する模範的な答案例が見開きのページで示されているため、政治学知識を効率的に身につけることができます。各ページは完結型で、目次から気になる部分を探してそのページだけ読むというスタイルで活用することができます。また、各ページの初めには書くべき論点と答案構成が示されており、論述試験の書き方の参考にもなります。
 
 「この本に記載されていない内容は他の受験生もおそらく知らないだろう」という自信を持つことができるでしょう。

4.おススメ参考書②: 演習ノート 法学


 『演習ノート 政治学』と同じシリーズの『演習ノート 法学』も参考になります。
 この本は他の参考書で得た知識を短くまとめるために役立ちます。
 演習ノートシリーズのスタイルは勉強が億劫にならず、助かります。各章が短いため、空いた時間を有効活用することができます。大学の講義が始まる前のちょっとしたスキマ時間に一章だけ読んだりすることもできます。

 答案例によってはやや分かりづらい表現もありますが、法学概論においてどのような内容が問われるのかを把握するのにちょうど良い本です。
 他の参考書と併用しながら答案の型を身に付けることをおススメします。

 今後も適宜参考書を紹介していきたいと思います。


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