法学編入試験対策 京都大学法学部編入試験 試験出題傾向の分析
1.はじめに
今日は、これまで京都大学法学部編入試験において、どのような問題が出題されてきたのか、出題項目をまとめたいと思います。
2.出題内容表
京都大学法学部編入試験の出題内容をまとめた表を作成いたしましたので、まずはこちらの表をご覧ください。
※ 上記出題表は2024年5月19日時点においてネット上で出題内容を確認
できるものを基準にしております。一部記載がないものについては、
予備校等にて直接ご確認ください。
3.傾向分析
京都大学は、過去20年間において、出題範囲が
・法学概論
・政治学
・憲法人権
・憲法統治
の4つの分野に絞られていることがわかります。
したがって、京都大学の試験対策としては、民法や刑法の試験対策の優先度が上記出題範囲と比べると相対的に低くなるといえるでしょう。
(※「今年度も上記分野以外からは出題されない」とは限らないので、全く知らないというのは不安になりますが…)
また、問題の視点が日本法に限定されない点も特徴的だといえます。
例えば、クオータ制や法の継受、硬性憲法、国際法などの問題は、日本法だけではなく他国の法の一般論についても理解していた方がより説得的な論述をすることができると思います。他大学と比較すると、よりグローバルな視点が求められるといえるでしょう。
以上、今回の分析は簡単ではありますが、より詳細な解説は、京大法学の授業の中で触れていくことにします。
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