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”静的サイトにGoogleフォームを埋め込む”について考える

最近カスタマイズ性が上がり、webサイトへ埋め込むこともできるようになったGoogleフォーム。
とても便利なツールですが、webサイトに埋め込み使用するのは業界ではまだ主流でないように感じます。
2023年1月現在でのメリデメを洗い出し、今後について考えてみたいと思います。

(簡単に)埋め込み方法
①入力画面のHTMLを作成する
②入力項目を揃えたGoogleフォームを作成する
③ディベロッパーツールから指定の値を取り出し、①の指定の箇所に反映する

Google フォームをHTML&CSSで自由にデザインする方法
Googleフォームを静的サイトに埋め込みカスタマイズ【非同期通信Ajax】

メリット

  • 無料で簡単に運用できる

  • Googleスプレットシートと連携して問い合わせ履歴を管理できる

  • Googleが管理しているので、セキュリティ面では個人管理より安全という見方もある

  • WordPressで問い合わせフォームのプラグインを使用するより、サイト表示スピードが速くなることがある

  • CSSで柔軟にデザインできる

  • サンクスページを実装できる

デメリット

  • 送信確認画面が表示できない

  • 個人情報保護法に関して、第三者の情報取得サービスを利用して個人情報を取得することになるので、関連法規に気を付ける必要がある

  • カスタマイズ前提で作成されているものではないので、カスタマイズすることで不具合が生じる可能性がある

  • 定期的にアップデートが入るので、カスタマイズしていたことで不具合が生じる可能性がある

  • Googleのサービスが落ちると使えなくなる

  • GoogleDriveの容量制限があり、15GBを超えるとフォームが停止する

  • 連携できるマーケティングツールが少ない

今後使うかどうか?

たくさんの分析してくださっている方の記事等読んで、個人的な感想ではお客様の環境で使うには不安が残ると思いました。
Googleというセキュリティ面の安全は確かにあるものの、カスタマイズ前提で提供されているわけではないので、機会損失という重大な事故を引き起こす可能性があるのなら今は避けるのが無難かなと思います。
今後Googleから、カスタマイズ・埋め込み歓迎、ここの値を使ってね、と公式なアナウンスがあれば使ってみたいと思います。


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