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たかが図書館と侮れないオーテピア

今日の高知は快晴。新たな書籍を入手するため、市内にある大型の図書館へ向かった。

図書館へは、比較的、土日に主人と行くことが多い。しかし、今日は珍しく一人で向かう。平日の昼過ぎのオーテピアは比較的空いている。世の中の学生たちは春休み。混んでいるのかと思いきや、案外少ない。週の半ばの平日は本が選びやすい。空気も澄んでいるため、快適に過ごせる。

高知市内には分館の図書館が存在する。しかし、書籍の量は圧倒的にこのオーテピアが多い。また、新しい本もたくさんあるため、いつもこちらを利用している。

また、1時間内なら駐車場が無料。早く終われば、近くのひろめ市場に寄ることも可能。たまに、ひろめコロッケを買って帰ることもある。ひろめ市場に寄る人はこれを利用すると、無駄な駐車料金を払わなくて済むためオススメだ。

私は生粋の本好きだ。若い頃からよく図書館に通っていた。しかし、私の住んでいた土地の図書館は品揃えが少なかった。また、読みたい本のリクエストは多くの声が集らない限り、置いてもらえない。そういった意味でも、このオーテピアの品ぞろいは素晴らしいと思う。

本を借りる時、何かについて調べたい、知りたいという理由が大半だ。並べられてある様々な本のタイトルで、ピンときたものに手を伸ばす。第六感は侮れない。案外、欲しかったものに辿りつくことが多い。しかし、そうであっても、情報が古い書籍も介在する。

ここ数年は感染症流行の影響もあって、世の中の動きが早い。そのため、この時期を境に一変したことも多々ある。よって、情報入手を目的とした本を借りる際は、発行年を確認した方が良い。いくら自分にとって魅力的なタイトルであっても、古い情報では意味がない。思う以上に世の中が変わっているのだ。

巻末等に発行日等は必ず記載されているので、確認をするのが良い。また、時間がない場合は、書籍の背に貼られてあるシールを確認。こちらに年度を示す記載がある。

明らかに古い年代のものは、得られる情報が古いことが多い。もちろん、古くても素晴らしい書籍もあるが、近年の情報を本から入手する際は気をつけたいところである。

高知に住む身として、本当に高知には何もない。行くところも知れている。観光客が喜びそうなところへは県民は足を運ばない。しかし、住んでいくためには、ここで何か楽しみを見つけなければならない。

このオーテピアは本好きにはたまらない場所である。私のような本好きにはもってこいだ。本があまり好きではない人も、行ってみるとその雰囲気の良さにとりこになるかもしれない。

高知には何がある?と聞かれれれば、私は間違いなく、この「オーテピア」を推す。ちなみに3階の大きな窓から見える景色は圧巻だ。某映画のモデルとなった高校が見えるその場所は『聖地』と言われている。この景色を知る人がどれだけいるだろうか。その素晴らしさを堪能すべく、今日も向かったといっても過言ではない。

高知市にある素敵な図書館『オーテピア』。思いの他、何か得ることがあるかもしれない。知る人ぞ知る公共施設。高知市民である私の推せる場所だ。

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