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保険の窓口へ通って学んだこと vol.4

走行距離によって保険料は変わる

車の使用目的は家族形態だったり生活スタイルによって様々である。
通勤通学に必須だったり、子供がいれば送り迎えが必要だったり。郊外に住んでいれば買い物や病院など日常で使用したりもする。
田舎は都会に比べると公共交通機関に恵まれていない。この高知市は路面電車が市内を走っているから問題はないのではと思われるかもしれない。確かにその近くに住んでいればなんとかなるかもしれない。しかし、大半の家は路面に面していない。都心のように一駅二駅、場合によっては三駅歩けるほど駅と駅の間は近くない。そういう意味で大半の人は車を所有せざるを得ない状況だ。

我が家の車は一台は通勤のために利用している。

年間走行距離は約7,000km。
以前は15,000km。

この年間走行距離の項目を変更をすると保険料が下がった。

そしてもう一台は私が買い物など日常で使用。
こちらの年間走行距離はその半分以下。
よって保険料は更に安くなる。

走行距離は少ないほど保険料は下がるということはご存じの方も多いだろう。
ちなみに保険会社各社、走行距離に関して幅が違うので自分にとって相性の良い保険会社を選ぶのが良い。
一年を通して使用方法が変わったという方はここを見直すと安くなることがあるので一度確認してみると良い。

使用目的によっても保険料は変わる

人はどのような理由で車を所有しているのか。
その使用目的によっても保険料は変わってくる。

  • 通勤通学

  • 日常・レジャー

  • 業務用

保険会社の大半はこの区分で設定ができるようになっている。ちなみにこの3つの中で一番保険料が高くなるのは業務用である。

日常・レジャー < 通勤通学 < 業務用

車を業務で使用する場合、運転する時間や走行距離が長くなる傾向にあるため、事故に遭うリスクはかなり高いと捉えられる。
また、通勤通学で使用する場合はほぼ毎日運転。業務用とまではいかないとしても、交通事故の発生リスクはそれなりにあると捉えられる。
一方、日常・レジャーでの使用は断片的である。業務用や通勤用まで走り回るわけではないため、交通事故発生リスクは低いと捉えられる。よって業務用や通勤用と比べ安く設定されているということだ。

使用目的の設定次第で保険料は一切払われない

契約時、または契約内容変更時においての使用目的の確認は重要だ。
なぜならば、使用目的以外の事故において、保険は使えないからだ。
例えば、日常・レジャー目的用の車で通勤していた場合に事故をすれば、保険は一切使えない。
何かしらの理由でここの契約内容が違っている場合は今すぐに変更すべきだ。これに関してはその都度、確認をしておいた方が良い。

保険会社はできるだけ保険を使いたくない

前章(Vol.3)にも書いたが、あくまで保険会社は商売である。
保険会社は契約者から保険料を集めるのが仕事であり、そこから給料が発生している。
できるだけ事故は少なく、保険も使用して欲しくないのが本音。
中には顧客のことを本当に大事に思っている人もいる。しかし、根本はこちらに過ぎない。いかに保険料を集め、それを自分達へ還元させるかなのだ。
その理由のひとつとして、契約者が理解しにくい保険会社にとって都合の良い語彙を契約書などに並べている。

保険において一番大切なことが書かれてあるものとは

大半の人は契約時における『注意事項』に目を通していないと思われる。
テレビなどの通販番組などでも端の方に小さく書かれてあるアレもそうだ。
小さな文字で書かれているものこそが一番重要なことが書かれてある。そして、それは保険会社が契約者に知られたくない、保険会社にとって不利になることも含まれる。保険が使用できるできないに関わる特例の項目も多い。面倒ではあるが、ここは注意深く確認しておく必要がある。

面倒ならば保険の窓口や民間の無料相談施設へ

重要項目を読む作業は、分かりにくい用語と言い回しの数々との闘い。面倒くさい作業なので私も放置していた。しかし、自分たちの保険内容を見直した際に自分たちの掛けている保険に抜かりがあったことが発覚。実は今回、使用目的の項目の変更を怠っていた。これをこのまま放置していた場合、保険は使えなかったのだ。
いざという時に保険が使えないとなると何のための保険なのか分からない。
そうは言ってもやはり分かりにくい用語をひとつひとつ調べるとなると大変だ。そういった方にはやはり是非、保険の窓口などへ行ってみてもらいたい。案外、他の項目も抜けていることもあるかもしれない。

自動車の運転、自分だけは大丈夫ではなく、次は自分かもしれないの危機感をいつでももっておきたいものだ。


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