貪欲に生きたい11月

今月も気づいたら11月だ。
毎回、月の３分の１が終わる頃に先月の振り返りと今月の目標を記録している気がする。たぶん、ちょっと向き合いやすいタイミングなんだと思う。

今回は、甘酒を飲みながら眠気眼を擦りながら。

10月のこと

先月はというと、自分ととことん向き合うことを目標にしていた。

具体的なやることは３つ。

1. ash Design & Craft Fair 2022の準備

2. 撮影

3. 大学講義

出展のために書籍化準備を進め、今は無事に入稿を終え納品を待っている状態。とはいっても、納品日はイベントの前日午前なので届くまではひやひやしている。

限定100部ということで全て捌きたいため、去年とは打って変わって広報にも力を入れている。
この準備期間は、自分の今後の作品の書籍化のハードルも下げてくれたし、自分が胸の奥底にしまっていた対三つ子への弱さを改めて味わう機会にもなった。
詳しくは、イベントで販売する短編集「旅人さん」のあらすじに記載している。

先月17日にあった撮影は、相変わらず楽しかった。けど、浮かれてばかりではなくて、どうやったら美容師のゆきのさんが表現したいものを表せるだろうかと考える部分もあって、ちょっとは被写体として成長できたかなって思う。

それに前よりも堂々とできた。
誰かと比べて安心して胸を張れるとかそういうのではなくて、自分が今の自分の状態を愛することができるようになってきた。

撮影の前後考えるコンプレックスのこと。
自分は万人受けする可愛い顔でも美人顔でもない。
目も小粒で、鼻も低くて、口もちょこんとついたようでいて、下唇の方が出ている。フェイスラインも非対称。
基本、そんな自分があまり好きではない。
しかし、綺麗や可愛い、かっこいいだけじゃない。単調な言葉で完結しない雰囲気をこの違和感が活きてくれるんじゃないかって思えた。

綺麗なものだけじゃない。
コンプレックスを感じているからこそ言語化しがたい表現をできるんじゃないかと。

好きとか嫌いとかじゃなくて、少しずつ自分の容姿を認めて受け入れられるようになってきたんじゃないかと思った撮影だった。

21日は大学講義に登壇。自分の話をした。
資料作りの間はやっぱり自分と向き合うことが多くて、今の自分の段階を理解できたし、今に満足しているかどうかも振り返ることができてよかった。
分かったのは、現状の環境には満足しているものの自分の行動には満足していないということだった。
学生が素敵な質問をしてくれて、「やりたいことがたくさんあって、それをやる原動力は何か」という問いが自分の中で特に引っかかって、講義終わりも数日間考え続けて、やっと自分の中で納得する答えを見つけることができた。
そのことについては後日。

自問自答では見つけることのできなかった視点から自分を振り返ることができたのはとても大きい。

質問をしてくれた大学生のみんなに本当に感謝している。

自分が思っていた以上に自分自身と向き合って、いい部分も悪い部分も見えてきた。
今の現状に満足できていないことも知れて、自分が本当はどうしたいかも見えてきた。

11月のこと

とことん向き合ってみて、自分はライターを稼ぐ手段として置いても、ライターとして稼ぐことは夢ではなく、実際のゴールは作家として収入を得ることだと知った先月。

だからもっとその夢を叶えるための行動をしていきたい。

ちょうど、たまたまお世話になったことがある出版社のホームページを見ていたらコンテストの応募のお知らせがあがっていた。
これは何かの知らせだと思って、そのコンテストに応募するための準備をする。
７，８年温めている構想をしっかりと確立させて、コンテストに応募する。
締め切りは２月２８日。それまでに書く時間を意識的に確保する。

家に帰ってご飯を食べるとすぐに睡魔に襲われるので、帰宅後の行動スケジュールは考え直したいところだ。

もう一つ、目標として。
11月後半はいよいよashがスタートする。

去年は苦い思い出も多かったash。
だからこそ今年はいい思い出にしたい。
去年よりも在廊日は少ないが、一人一人のお客様とのご縁を大切にしたい。
そして、目指せ100部完売！重版できたらなおよし。
なかなか難しいが、達成を目指して今年は頑張ろうと思う。

大きな目標になってしまうが、私は「物書き」として生きていきたい。「作家」になりたい。
そのための行動を習慣化すること。
コツコツ始めていこうと思う。

自分の夢に貪欲に。
今月も頑張ろうか。