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3人を生きる-アナタの知らない三つ子の話- vol.0 プロローグ

 まず、はじめに。
 私を、私たちを産んでくれた母に感謝します。
 そして、私たちを育て、私たちというものを形作ってくれた全ての方々に感謝します。
 私たちは、今もなお、胸の奥がトクトクと脈打つのを感じ、時に悲しみに涙し、時に喜びに涙することの幸せを噛み締めることができている。
 「生きる」ということを普段深く考えることもせず、当たり前と感じているという感覚の中で過ごしている。

 「奇跡」というものは、存在するのか。
 存在するでしょう。
 少なからず、私はそう思っている。
   だって、私、いや、私たちがその奇跡なのだから。

 これは、とある三つ子のお話です。生まれてから今までの記録。
 生まれてからの約20年間のとある三つ子のある一部から描かれる記録。
 アナタは、三つ子にどのようなイメージを持っていますか?
 この三つ子はアナタのイメージ通りかもしれないし、そうでないかもしれない。
 アナタに覗いてみてほしい。三つ子の生き様を。そして、感じてほしい。三つ子という特別で普通な関係を。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 自分の記録やこんなことがあったかもしれない物語をこれからもどんどん紡いでいきます。 サポートも嬉しいですが、アナタの「スキ」が励みになります:)