U-16プログラミングコンテスト石狩大会を開催します!
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U-16プログラミングコンテスト石狩大会を開催します!

2020年10月18日(日)に、U-16プログラミングコンテスト石狩大会を開催することになりました。
このコンテストの企画立案、そして運営をリードする立場として、どんなコンテストなのか、なぜ開催するのか、どんな夢を描いているのかについて、思いのたけをつづっていこうと思います。

U16-isk山田出稿版(トンボなし)

U-16プログラミングコンテストとは

・2011年に旭川で初めて開催されたプログラミングコンテスト
・基本的には、自由なデジタル作品を応募する作品部門と、CHaserというゲームで競い合う競技部門の2本立て
・北海道の主要都市を始め、ここ数年道外にも広まりを見せている
競技部門には全道大会がある(今後全国大会も)

このプログラミングコンテストの良い点は2つあると思っています。

<< U-16プログラミングコンテストの良いところ その1 >>
地域での開催であり、応募者全員が参加できること。
主に作品部門での強みです。

大掛かりなコンテストの場合、作品の応募数が非常に多く、選考に漏れるとそこで終わってしまいます。
本選に出場できるわずかな参加者以外には「参加した」という実感がわかないことが多いのではないでしょうか。

ある程度小さなエリア、たくさんの市町村でコンテストが開かれれば、身近な仲間とコンテストに参加し、気軽に楽しむことができるのではないかと思います。
コンテストに応募する自信はそんなにないけど、初めてのチャレンジをする子どもたちを地域で応援できる良さがあると思います。

これまでの流れでは大きなコンテストに応募を考えるきっかけのないような層も、地域の小さなコンテストで褒めてもらうことで、もっとすごい作品を作って上位のコンテストを目指そうという気持ちになるかもしれません。

<< U-16プログラミングコンテストの良いところ その2 >>
先輩から後輩へノウハウを伝授し、コンテストを地域で作っていけるところ。
主に競技部門での強みです。

U-16プログラミングコンテスト発祥の地、旭川では、旭川工業高校が中心となり、競技部門のレクチャーやコンテストの準備を行ってきました。
16歳…と言えば高校1年生。
コンテストに出場できるのは、高校1年生までなので、コンテストを卒業した2年生、3年生は、後輩にレクチャーしたり、コンテストの裏方に回ってコンテストを維持していくことを考えていきます。

大抵のコンテストは、大人によって準備されたものです。
企業の協賛などがたくさんあれば、商品も豪華になり、派手な演出も可能になります。
U-16プログラミングコンテストは、コンテストの維持や準備の作業もすべて学びの場です。
学校だけでは学ぶことのできない素晴らしい体験ができます。

なぜ石狩で開催するのか

いずれ書こうと思いますが…。
私は2016年から、石狩市で小学校のプログラミング教育支援を実施してきました。
詳細は、さくらのプログラミング教育ポータルをぜひご覧ください!

石狩市で目指したのは、自律的に地域で持続するプログラミング教育でした。
企業がCSRでどんなにがんばって支援しても、それだけでは地域にプログラミング教育が根付き、学び続けられる環境にはなりません。
学校で学んだプログラミングを、地域で活かし、もっと学んでもらうためにも、地域のコンテストを通じた地域の人たちとの交流は重要だと考えています。

コンテストを見た家族や、友達のお父さん、お母さん、学校の先生、審査員の凄腕プログラマーや、地域で商売を営む大人たち…様々な人に評価してもらったり、新たなアイディアをもらうことが、より大きな意欲につながると思うのです。

U-16プログラミングコンテストの応募要件には年齢の下限はありません。
つまり、小学校1年生から参加し、意欲をもって毎年参加し続ける子どもは、10年間の成長を見ることができるわけです。

石狩で目指した自律的に地域で持続するプログラミング教育を確実なものにするためにも、U-16プログラミングコンテストを毎年継続開催していくことが重要だと考えています。

藤女子大学との連携

U-16プログラミングコンテスト石狩大会は、藤女子大学人間生活学部人間生活学科に共催という形で関わっていただいています。
石狩にキャンパスを置く藤女子大学の学生が、企画から参加しています。

藤女子大学人間生活学部人間生活学科にはプロジェクトマネジメント専科があり、その授業の一部でさくらインターネットが協力していますが、まさにプログラミングコンテストの企画・運営がプロジェクトの題材です。

石狩らしく、そして女の子がたくさん参加するコンテストにするにはどうしたら良いのか?
プロジェクトの進捗も管理しつつ、当日の盛り上げやPRの手法など、学生の皆さんに考えていただいています。
チラシのデザイン、Twitterでの発信や、紹介動画の作成も、女子大生のアイディアです。

今年は初めての開催ですが、来年度以降今回の課題をどう解決して良いコンテストにしていくのかなど、継続してプロジェクトマネジメントを経験いただける機会としていく予定です。

U-16プログラミングコンテスト石狩大会を通じて叶えたい夢

石狩の市民全体がプログラミングに親しみ、地域の課題解決を大人も子どもも一緒に考えていけるような街になるといいな…と夢見ています。

様々なレベルでのプログラミングの場ができ、初心者から上級者まで気軽に参加して腕を磨いたり、困りごとの相談ができるようになると、年齢に関係なく活躍できる人が増えるのではないかと思います。

学校では、プログラミング教育を取り入れた活動を先生方が必死で模索していますが、むしろ子どもたちから「これ、プログラミングでやってみたら?」と提案できるようになると、先生方のご苦労も少し和らぐかもしれません。

石狩からものすごい天才プログラマーが巣立ってくれたら、それはそれでうれしいのですが、地域にプログラミング教育が根付き、大人も子どもも年齢関係なく学びあえる場が地域に継続的にあることが、これからの石狩を支える大きな力になると信じています。

もちろん、U-16プログラミングコンテストを経てもっと大きなコンテストに挑戦する子どもたちも出てきたらうれしいです!


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幼稚園教諭からIT系企業へ転職し、現在は教育とITとの狭間で人のお役に立てる仕事を模索しています。