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【SDGs】飢餓をゼロに

こんばんは!まなてぃーです🧜‍♀️

今日は前記事に大きく関係する飢餓についてです。

1.世界の飢餓問題


貧困に苦しんでいる人がいるということは、
食糧を買うお金がなく飢える人がいるということです。

しかも問題なのは、
世界中で作られている穀物等の食糧は、
地球上のすべての人が生きていくには充分に足りているということです。

食べ物が手に入らない場所もあれば、
食べ物を捨てる程無駄にしている場所もある。

栄養失調の為痩せ細っている人もいれば、
病気になる程肥満の人もいます。
WFP(国際連合世界食糧計画計画)が
肥満は「依然増加傾向にある」と発表している程です。

また世界には
種子の特許を握ることでその利益を独占するビジネスが存在します。
驚くべきことに世界で売買されている種子のうち75%が、
5つの多国籍企業に所有されているのだそうです。

このように飢餓は様々な格差を助長します。

原因は個人だけでなく国が貧困であること、
極端な異常気象がもたらした自然災害による作物の不作、
そしてやはり一番は紛争が絶えず農業やビジネスができないということです。

特に中央アフリカ共和国、イエメン、アフガニスタン、イラクでは長年紛争が繰り返されており、
土地が痩せ細ってしまったり戦闘に駆り出される為農業やビジネスが継続できないのが現状です。

悲しいことにいま世界の紛争は増えています。
紛争が飢餓の広がりに繋がっていくことは明らかです。

2.対応


ヴァンダナ・シヴァは食料民主主義を唱える
インドの環境活動家です。

食料の主権は生産した国と国民にあるという考え方で、
世界から注目されています。

またシヴァは健全な種子が十分にあれば、
本来は食糧危機や飢餓なども起こり得るはずがないと主張しています。
合点がいく話です。

フランスでは国の力で農業を保護していくシステムがあり、
穀物自給率はなんと165%!
食糧問題に対する真剣な取り組みの姿勢がうかがえます。

日本では農家だけでなく様々な企業も頑張っています!

食品ロスを再利用してブタのゴハンにし、
その豚をブランド豚として販売するサイクルを行う企業もあります🐷

とある日本の小学生は食べ残しNOゲームを発案。
自分が食べられる量を知って、
食べられる量と予算の中で注文することで
食べ残しを未然に防ぐことを遊びながら学べるカードゲームです。

結構頭を使いそうで面白そうですよね!

世界的にもFAO(国際連合食糧農業機関)やWFP等の様々な団体が
資金面・技術面での支援、さらには人道支援を行っています。

野菜工場や水耕栽培・温室栽培、品種改良で
作物の増産も図っています。
(環境問題には考慮しなければなりません。)

3.できること


平等に食糧が分配される為に私たちができることは、

一口ごとに適切な選択をすることではないでしょうか。

こんなに食べられるかな?食べる必要はあるかな?
どこで作られたものかな?公正な価格かな?
このお肉にどれだけの穀物が使われているのかな?

選択を積み重ねることで、
私たちが余らせたり捨てたりしている分の食糧で
飢えている人たちのお腹を満たすことができるかもしれません。

最近ではプラントベースホールフードの食生活に
シフトする方もいらっしゃいますね。

肉や乳製品への需要がなくなると、
それらの家畜の飼料のために作られる作物もいらなくなり人に回せる他、
その耕作地が自由になり森林に戻せるという環境面でのメリットもあります。

何より健康的ですよね!!!

食生活すべてをそのように変えることは難しいけれど、
少しずつ取り入れてみることはできそうです。
私もIKEAのカレーヌードルから始めてみました。

そして経済中心主義から抜け出し
大地や海等の自然との繋がりに気付くことも大切です。

人間は自然の恵みによって生かされており、
その循環の一部であることを忘れてはなりません。

シヴァの言うように、
与えられた恵の半分を食べ、一部を保存し、交換していけば
よいサイクルが実現できるはずです。

お金儲けの為にどんどん新商品を作ったり
それに踊らされて消費するのではなく、
必要な分だけを美味しくありがたくいただきたいものです。

お腹が空くと元気が出ない!

そうして苦しんでいる人たちを助ける為に選択し、
自然との繋がりを忘れずにいましょう。

See you on Sunday. 👋

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