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我が家の工作男子

いつからだろう。
何を「工作」と呼ぶのかわからないけれど、身近な素材や廃材で何かをつくる(つくっているように見える)ことを工作と呼ぶことにして、我が家の息子が、それを楽しみ始めたのは。

今朝も、あたらしく(人の引き出しから勝手に)手に入れたホチキスというアイテムを駆使して、なにやら急に作り出した。

おいおーい!と思いつつ、あの真剣な顔から溢れ出る“やりたい”の気持ちに敵う理由なんて見当たらなくって、登園を30分遅らせることに。

そうして完成した今朝の工作男子のさくひんが、こちら。

やー、なんだろう。
やってみたい、のあそび跡に出会えたうれしさというか、なんというか。

無数に並ぶホチキスの芯を見ていたら、これまで思い出したことなんて一度もないのに、自分がホチキスを使い始めた頃のことを思い出したりなんかして。

機械的な(?)道具をつかうちょっとした高揚感とか、「カチャン」と芯がとまる瞬間の指先の手応えとか気持ち良い音とか、見事にくっついてる!というちいさな達成感みたいなよろこびとか。

息子もそうだったのかなぁとか色々と想像を膨らませつつ、ちょっと興奮した朝なのでした。

(白状すると、興奮しすぎたわたしに息子もうれしくなっちゃって、「きょう おしごとに このおさいふつけていったら!」というステキな提案をしてくれたのだけど、やんわり断ってごめん。)


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