見出し画像

気合十分な新生雪組!めちゃ熱い!『Fire Fever!』感想@宝塚大劇場

宝塚ライトファンのあきです。
シティーハンターからの、ショー『Fire Fever!』の感想です。

シティハンターの感想はこちら↓


『Fire Fever!』、結論としては、めちゃめちゃ良かったーーーーー!
ぜひ、みなさまに観ていただきたい!!!
そんなショーでした!

もう観るのに夢中すぎて、あまり覚えていなかったりするんですが(^^;;
印象に残ってて私が覚えているものを書いておきますね。

イントロ〜プロローグ:ジャングル

ジャングルのなか、あーさ率いる娘役たちで踊るシーンから始まります。鳥のイメージのお衣装なんですかね。赤の羽根もついてるお衣装、私はどうも好きになれず。ちょっと昔っぽい感じがしちゃうんですよね(^^;;
それ以外は、オープニングの胸高まる感じがして、きれいでした!ゴールドのセットが煌びやかで、宝塚初観劇だったお友達も「舞台が華やかで、ゴールドの舞台がすごかった!」と言っていました。

S3 Jungle Opera(滑稽な貴公子)

ファンキーな髪型のドン・ジョバンニ・あーさ貴公子が、レディたちを振り回して、最後にどんでん返しのオチが来るというショートストーリーでした。あーさのモテモテっぷりが表現されていましたー。コミカルで楽しかったです。

S4 Concrete Jungle(真夜中の炎)

これがめっちゃカッコ良かったー!!!!
Jazzの「Fever」という曲なんですけど、私、この曲が大好きでして、曲自体がまさにカッコいい!曲!
今回のアレンジもめちゃめちゃ良い感じで、ダンスのカッコ良さとすごくマッチしていて、コントラバスの低音のボンボンいう音も心地よく、何度も観たい!!!!という内容でした!
男役さんたちもハットのかぶり方めちゃ決まってるし!スーツ姿でハットで、男役の群舞にこの曲なんて最高すぎます!
咲ちゃん、こういうシックでカッコいい現代的なダンスが似合うし、映える!これが生で観れて、聞けただけでも遠征した甲斐がありました!

S6 Arabesque Rockette(71の炎)

金色とピンクの華やかなダルマのお衣装で、なんとなんと、男役も含め総勢70名近くで、みんなでラインダンス(ロケット)をするという、圧巻!なロケットでした!

スカステ「NOW ON STAGE」で、咲ちゃんが「まさかの!ロケット!」と話すのを聞いていましたけど、「これかー!」と思いながら観ていました。

あの人数で、煌びやかなお衣装でのラインダンス(ロケット)は本当にお見事で、みんな一直線に揃って、新たなスタートを切る!そういう新生雪組のスタート地点という感じがしました。

これぞ!宝塚!という華やかさと、舞台の熱量でしたーーーー!

あと、序盤からセンターで堂々と踊る華世京(かせきょう)くんのニカっとした弾ける笑顔が印象的でした!


余談:
ちょっとどうでもいい話ですが、ラインダンス?ロケット?どっちで書くのかな?と思っていたら、たまたまつけたスカステの特命すみれリサーチで、ちょうど『「ラインダンス」か「ロケット」か?どっちが正しい?』というテーマを放送していました。

結論からいうと、どちらも正しいそうです。若央りさ先生談。
振り付けの先生によって「ラインダンス」「ロケット」と言い方が違うとのこと。ちなみに「ラインダンス」は和製英語で、「ロケット」はアメリカの有名なダンスホールのチーム名「ロケット」が由来だとか。

S7 Fire Bird(永遠)

その熱気を落ち着けるかのように、次のFire Bird(永遠)では、雪のシーン、久城あすが、しっとりと独唱で聞かせ、雪降る舞台にブランカ・希和ちゃんとパブロ・綾凰華(あやおうか)が切ない物語を見せてくれ、火の鳥・咲ちゃんが登場して、綾凰華をそっとハグしてくれる。

綾凰華が咲ちゃんにハグしてもらう時に「ブワーッと何かが入ってきて、びっくりして!」と、スカステ「NOW ON STAGE」で言ってましたけど、そのシーンの咲ちゃんの表情は菩薩か観音かという感じの慈愛に満ちたものでした。そこを観ただけでも、心があったまるような。ショートストーリーなんですけど、ここのパートが好きだなと思いました。

S9 New Fire(新たな息吹)

若いエネルギーのニューファイヤーたち、ということで、なんと言っても!なんと言っても!

縣千(あがたせん)くん!

もうね!すっごくすっごく楽しそうに踊る!!!!!
観ているこっちも楽しくなっちゃう!
本当にほんとーに!全身でよろこび・うれしさ・溢れるエネルギーを表現していて、客席との距離なんか関係なく、その躍動感が全席に届いていたと思います!

もちろん若手メンバーも弾けていて、フレッシュでエネルギッシュで、みんな表情が輝いていて頼もしい!この先の雪組も安泰だし、たのしみ!そう、思わせてくれるみんなでした!

眞ノ宮 るいくん、日和 春磨くん、彩海 せらくん、一禾 あおくん、壮海 はるまくん、紀城 ゆりやくん、華世 京くんと、将来がたのしみな面々です!

娘役は、希良々うみちゃん、羽織 夕夏ちゃん、琴羽 りりちゃん、花束 ゆめちゃん、愛羽 あやねちゃん、千早 真央ちゃん、菜乃葉 みとちゃん、琴峰 紗あらちゃんでした。

二人ずつ、舞台に出てきて踊るシーンもあって、たくさん見せ場があるシーンでした。

縣千くんとペアを組んでいる娘役さんとのやりとりも楽しそうでしたよ!

S10 Finale

咲ちゃんと希和ちゃんが銀橋に出てきて、歌うんですけど、それを観ていたら、なんだかスタートしたばかりなのに、切ない感じを私は感じていました。
トップになったら、卒業までのカウントダウンが始まるというのを肌で感じて、「じーん(T . T)」としていました。

「Fire Fever!」の曲自体はダダン!と迫力のあるパーカッションで、耳に残りやすいですよね。曲調もすごく壮大でダイナミック、腹の据わった胆力のある感じの曲で、特徴的だなと思います。

私の中での、咲ちゃんって、すごく役を映し出すことに徹している感じがしていて、俳優さんという印象が強いです。その分、咲ちゃんの個性は見えにくいんですが、その役が何色でも自分が染まれるように準備している、自分を空っぽにして、そこに役の色を入れているように見えるんですよね。

fffの時のナポレオンもすごく凄みがあって、ナポレオンの壮大な思考を自分に映し出せるように、自分の存在自体もナポレオンの考えや世界観に寄せていって役づくりしていたと思うんですね。それが見事に咲ちゃんの体を通して舞台上に再現できていて、すごく懐の大きい胆力のある役を舞台で生きていたなぁと思うんですね。

そんなすごく壮大なものを演じて舞台上に再現できる咲ちゃんにふさわしい「Fire Fever!」のダイナミックなテーマソングだなと思いました。

まとめ

「Fire Fever!」は、新生雪組生の気合十分な感じをめちゃくちゃ肌で感じるショーでした!すごくすごく熱気を感じました!

そしてそして、ついにあーさが二番手羽根を背負いましたね!これを観たいがために初日に駆けつけたファンも多かったと思います。

トップ咲ちゃんと、二番手あーさ、タイプが違うだけにすごく良い感じで相乗効果が期待できそうです。ここに、宙組のそらくんが加わって、これからの雪組、ますます楽しみですね〜〜〜〜╰(*´︶`*)╯♡

次回私は、ライビュ観劇で、細かい見落としポイントや忘れちゃったところをチェックしようと思ってます。まだまだカッチョいいところがたくさんあったんですよ!書き足りないし、私も細かく覚えていなくて(^^;;

ぜひ、みなさんにも今の!雪組を観ていただきたい!
でもこんな状況なので、ライブ配信で、この熱気を感じていただけたらと思います。

PS.大劇場のキャトルには、咲ちゃんからの希和ちゃんへの伝言板「きわちゃんへ 私の好きな愛する雪組カラーのグッズを選んでね!!よろしく〜 さき」というXYZの指令があったんですね。キャトルには立ち寄らなかったので、残念!見たかった!写真も撮りたかった!東京公演の時には、キャトルに来るかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?