見出し画像

推しの初めてのワンマンライブが……物語形式なんですって……!?【追記あり】

そのライブのキービジュアルを使っていいのか分からなかったので広島で行われたライブに出演されたときのサインをヘッダにしているんですけれども。

Q.まふさんはなんで古生物について調べて分かったことをわざわざ小説という回りくどい形式でまとめるんですか?

A.物語が創作の中で最も優れていると思っているからです。

もちろん客観的な評価ということではなく自分の体感ではそうなるということなんですけどね。
なので普段イラスト等を手掛けているかたが何かストーリーのあるものに着手すると過剰に喜んでしまうのです。

……。

今回のライブ説明文はもう読んでいただけたでしょうか...!
・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・
「この物語は泡沫で終わらせない」
そう決意し、4年間歩み続けた小純マアメはとある"街"に辿り着く。
その”街”はどこかで見たことがあるような、でも何も思い出せない街。
誰からも忘れ去られた深海の街、”ロストシティ”だった。
「どうか、あの音楽を思い出してー」
欠け落ちた記憶と音楽を探す旅が、今始まる。
・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━
マアメさんにとってアイドルは「成長過程」。
今回はその過程をライブに落とし込んだ物語形式のライブになります
これまでの道のりのどこか一瞬でも応援してくれた君に見届けてほしい...!

https://x.com/kozumi_mermaid/status/1833349001485422649

推しの最初のワンマンが物語形式!!!

これまでのライブではガンガン盛り上げてコールやMIXもいっぱい聞かせてほしいと言ってきたマアメさんでしたが、「全てが小純マアメの表現とすることができる」となったら「小純マアメの物語」をじっくりと語るんだ……!

どのVTuberにもアイドルにも物語があるのですが、思えばマアメさんは物語を感じさせてくれるバーチャルアイドルでした。今の姿でVTuberになるまで、なってから、なるずっと前、様々な足跡がこれまでのオリジナル曲に刻まれています。
それに、今回のライブの序文にも使われている「この物語は泡沫で終わらせない」という言葉。人魚姫が決意を持って歩んでいくことを示しています。

マアメさんの物語といえば、私がマアメさんと出会ったオンラインライブ「Life Like a Live! 2」(えるすりー2)のときのことです。
私は目当てであった初登場のけもVの出番の後、同じ公演を割と肩の力を抜いて視聴していました。
すると、当時まりなすの一員として活躍していた奏天(かなで)まひろさんが、ソロ曲「drop」を披露しました。当時まりなす自体初見だった私にも深く響き強く惹きつける歌声でした。

あの日跳びこえた水溜まりの向こう
謎は解けない 旅は続くの
いま、信じて

まりなす(作詞:さめのぽき)「drop」

(この動画では当時のメンバー4人での歌唱です。)

そして、同じステージにシンプルな紺色のセーラー服をまとって現れたVTuberが、私にとって当時初見の、まひろさんとの共演を懸けたオーディションに見事勝利したマアメさんでした。
まひろさんはマアメさんの最推しであり、同じステージに立つことが何よりの悲願だったというのです。
その物語に私は強く心打たれました。
そして、ある意味マアメさんを象徴する曲「ぞうさん」を一緒に歌っただけで胸がいっぱいという顔をして(そんなに表情があるモデルではなかったのかもしれませんが、私の記憶の中では、そのときそういう顔をしたことになっています)、これにて成し遂げましたとばかりに袖にはけようとするマアメさんをまひろさんが慌てて引き留めるという一幕をふたりは演じてみせました。……けもV以外にもコントがあったというのも、強く印象に残ったのでした。

気を取り直してふたりが共に熱く歌い上げた楽曲こそ「ファンサ」でした。

(その後マアメさんが大事に温めて温めてついに出したMVがこちらでした。)

「ファンサ」はアイドルにとって非常に想いが乗せやすい曲です。実はけもVのケープペンギンが得意としていた曲でもあり、印象に残ったのはそのためもありました。

えるすりー2のアーカイブはもう公開されていないのですが、その光景の一部をマアメさんのTwitter(現X)のヘッダに偲ぶことができます。

https://twitter.com/kozumi_mermaid

その後、マアメさんの振り返り配信を見てみたり、また他の配信も引き続き視聴してみたり……、ケープが引退したりしているうちに、気が付けばマアメさんが最推しになっていたのでした。
(あっ、九条林檎様は「推し」とお呼びさせていただくのがなんだか僭越なのと、けもVは基本箱推しです。)

まひろさんも体調の関係で無期限休止となり、まひろさんに憧れて活動してきたマアメさんが今度はまた誰かの憧れになれば……と思っております。

そんな風にして私はマアメさんに物語性を見出してしまっているので、1stワンマンが物語形式であるということに今じわじわと、しかし大きな喜びや期待を抱いております。

まあでもそういう文脈ってこれ書いてる鳥が勝手に読み取ってるだけでしょって言われたらそうかもしれないけど宣伝にならないので、今具体的にマアメさんが準備しているものを並べましょう。

今回の「街」をイメージしたライブに合わせ、街の中のそれぞれ異なる時間帯を描いたオリジナル曲のシリーズです。
3ヶ月連続で発表される予定のうち2曲が現在視聴できます。

朝の曲「アサノヒ」です。可愛らしいアニメーションがたくさん動くPVで、とても優しい曲調です。意外とこういう曲がなかったんですよね。

夕方の曲「See you on the seabed」です。上のサムネと同一人物とは思えん。作曲は神楽坂ヨシキさん・作詞は小宵さんという、バンド「貝と蜃気楼」のメンバーが作り上げたマアメさん初のラブソングです。

残り1曲はいつの時間帯になるのか、どんな曲調になるのか、そして果たしてマンボウマンボ(なぜかタイトルだけ語り継がれている存在しない曲)なのか!?

そして、改めてキービジュアルとチケット販売ページのリンクのある投稿を貼っておきますので、

マアメさんがいかにこのライブの準備に心を砕いてきたかに想いを馳せていただけたら、そしてこの物語を紐解きたいと思っていただけましたら、ぜひ。

できるならこの物語を満席で見届けたいです。

【追記】新曲3曲が出そろいました!ティザー映像も出ました!他にも!

朝・夕方ときて真夜中でした!24時間を3等分しましたね。
ついにマアメさんが壮大で神秘的な曲を発表しました。実はこういう曲が合うんですけどオリジナルではそういう方向に行かなかったんですよね。
今までの歩みも踏まえた、おそらく今回のライブの根幹に関わってくる曲です。

壮大かつ今までの歩みに関わるといえば、これはライブに直接関係ないんですけど素晴らしかったので。毎年同じ日に幽霊に関する曲をカバーしています。
なぜかというと……、

私も直接は触れていなかった、マアメさんの始まりとそれ以前についてまとめてくださったこちらの記事で分かります。
ライブ前に読ませていただけて本当によかった……。レイレイさん、ありがとうございます。
いわゆる「VTuberの前世」についての記事ですので、もしそれでも読んでおこうというかたであればぜひ。

とはいえそうした文脈を踏まえなくても楽しめるライブにするとご本人も言っていますので、

3Dフルトラライブってすごくいいよっていうことをお分かりいただければ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?