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Twitterが凍結されたままイベントを迎える

カエルクリエイターズフェスタが今週末に迫っていますが、まさかこんな時期までTwitterが凍結したままとは思いませんでした。

前回の記事のいまぴカフェに行く前も、さすがに感想ツイートをするのには間に合うだろうと思っていましたし、そもそも当初は数日だってTLを見ずに過ごす覚悟なんてできていませんでした。

1ヶ月間凍結したままでいて分かったことも色々あります。それらを振り返りながら、私の怒り、工夫、感謝について述べたいと思います。


まずは、Twitterがインターネットの世界の幹線道路とでも例えられそうなインフラとなっているにも関わらず、依然一企業のサービスにすぎない(もしくは、今やそれ以下の)運営を行われているということ。
……プロフィールに固定した最初の記事のさらに最初にも書いたんですが、改めてこのことが痛切に実感される今日この頃です。

誤凍結の不便さや理不尽さはこの食い違いからくるものでしょう。
恐らくTwitter社はガタガタになった運営を取り繕うのに追われて、誤凍結解除の問題は大勢に影響なしと判断して後回しにしているのではないでしょうか。
でも誤凍結されたほうにしてみればインフラの有無の大問題ですから、酌量することはありません。こちらは幹線道路を走る愛車の鍵を盗られたのです。道が少々ガタガタだからといって盗られっぱなしでよいものですか。
なんといってもTwitter社は義務を果たせない理由の説明すら後回しにしているのです。誤凍結に見舞われていない大半のユーザーや広告主には体面を取り繕えても、こちらは忘れません。

「斧は忘れるが、木は覚えている」
アフリカのことわざです。

異議申し立ては20回くらいしたと思いますが、申し立ての長文を書いていると本当に疲れますし意味を感じないので、最近は最後の自動返信に毎日ネチネチ返信し続けるほうに切り替えています。


もう一つは、その幹線道路を走る車の鍵を盗られしまっても、なんとかインターネットの世界を移動はできるということ。

凍結中に小説を更新しましたが、Twitterで宣伝できないにも関わらずカクヨムの閲覧数はそんなに少なくありませんでした。なんだったんだTwitterの宣伝。

このnoteは凍結前からよく使っていましたが、今もメインの居場所としてとても役立っています。
新しく活発に使うようになったSNSでいえば、Instagramは毎日園館の様子や古生物のイラストがたくさん流れてきますし、主に生き物関係のかたに少しでも状況を伝えるのに助かりました。広告もInstagramで見たい内容に馴染んでいて美しく、わざわざ消そうとも思わないほどです。
マストドン(あっ、できればマストドンで私のことは探さないでください)、くるっぷ(創作系SNSでありながら愚痴吐き場としてあまりに優れています)、misskey(インスタンスはioにしましたが、レターパックと与謝野晶子が飛び交うクレイジーなワンダーランドです)といった、「TLを過ごす場」も使い分けることができるようになりました。まだ模索すると思います。

VTuberの推し活は、配信を見たりコメントしたりすることこそが大切だと思って、なんとかやっています。

それでも足りないものを見に行くために、Twitterで個別のかたのプロフィールを直接見たり検索したりしています。
Twitterのアカウントなしでの振る舞いをこれだけ身に着けてしまった以上、Twitterのアカウントを取り戻しても元のようには使わないでしょう。Twitterの空気を吸いすぎたくないと思っていた私には、この点だけはよい機会でした。

ただ、Twitterでリアクションが取れないのと、どうしても取りこぼしがあること、参加したくてもできない催しがあることは、やはりTwitterのアカウントを取り戻すのに充分なモチベーションです。
人間は何かに依存しなければ生きられないので、自立するとは結局は依存先を増やして分散することだと言われています。今私はTwitter以外を使うことで交流手段の依存先を増やしました。Twitterを取り戻せばさらに依存先を分散することにつながります。

昔、mixiがもう泥舟でどうしようもないとなったときはブログと個人サイトに逃げ出して、皆も独立してしまえばいいのにと眺めて過ごしたものですが、さて今のTwitterはどうなりますものか。


最後に、Twitterの外で色々やっている間に、親切なかたに助けていただいたり、温かいお言葉をいただいたりしたこと。

noteやInstagramでカエルクリエイターズフェスタの告知を行っていると、それをTwitterで拡散してくださったかたがいらっしゃいました。
またアクア・トトぎふ公式さんの告知を見て私の小説に期待を向けてくださったかたもいらっしゃいました。
Twitterのアカウントが大量に誤凍結されても、誰が凍結されたのかなかなか気付かないものですが(昨今のおすすめを重視する傾向の中では特に)、それでも何人かのかたは気付いてくださいました。

note、くるっぷ、misskeyで多くのかたが一緒に愚痴を唱え恨み言を叫んでくださいました。
推し活にしても、小純マアメさんのオーディション最終審査前の記事といまぴカフェの記事をツイートしてくださったかたがいて、そのおかげでマアメさんやいまぴーすの皆さんに届けることができました。
いまぴカフェそのものがTwitterなしでひとと交流するまたとない機会でした。
それに、他にマアメさんとお話する機会があり、一緒にTwitter社に軽く怒ってくれて、温かい言葉をかけてくれました。

皆さん、本当にありがとうございます。このnoteをご覧の皆様も。
色々と折れることなくしっかりやっていきたいと思うと同時に、凍結されていることでご心配をおかけしていますし、やはりTwitterのアカウントを取り戻せたほうがご恩返しができるだろうとも思っています。


Twitter社には怒っています。それは大事なことです。Twitter社は義務を果たしていないのですから。
しかし、怒りだけで動くのは疲れます。ずっと怒っていては人に当たり散らしてしまう恐れも生じますし、物事を進めるのにも不向きな状態です。

凍結されてもこんなに平気で過ごしているんだぞ、本当にお前に俺の行動を縛れるのか、とTwitter社にマウントを取ったような気分でいることや、交流してくださるかたのありがたみを認識することが、怒りと私の間に距離を置かせ、イベント前にTwitterが使えないという嫌な状況でも動けるようになりました。

……本当は少し怖いです。Twitterでの宣伝なしで私の小説に注目してくださるかたがどれほどお越しくださるでしょう。

しかしカエルクリエイターズフェスタは初回ではありません。前回、純粋に水族館にやって来た来館者のかたが多く覗いてくださるのを見ています。出展者の宣伝が届くのとはまた別の客層がメインなのではないでしょうか。
それに出展者数の少ないイベントですから、熱心に来られるかたはサークルチェックに精を出さずとも、私が出展することにお気付きなのではないでしょうか。
それならば、なんとか……、期待したいところです。

改めて、3月4・5日、アクア・トトぎふで、よろしくお願いいたします。


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