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「罪悪感沼」に落ちる原因を考察してみた。

こんにちはぴろママです。

子どもの頃からよく感じていたことなのですが、
最近特に・・・

罪悪感を感じ、
いやいや感じるどころか
ずっしり浸かってしまって
なかなか抜け出せない。

という出来事が多く発生していたので、

そもそも罪悪感ってなんで感じるんだろう?

いや訂正。
罪悪感を感じること自体は悪くないですね。
引きずるということが改善の余地あり。

罪悪感を感じてしまう出来事は
大小様々だと思いますが、
私が抱えているものは本当に些細なもの。

例えば、
・幼稚園に忘れ物をしてしまった
(まだ3歳なので、持ち物は100%親管理です)
・お客様に迷惑をかけてしまった
・誰かに嫌な言い方をしてしまった

言い出すとキリがないですがこれらが代表的な例です。

過ぎたことをクヨクヨ考えても仕方がない。

過去は変えられない。

次に活かすしかない。

頭ではわかっているのに、
いつまでも引きずってしまうのが私の毎度のパターン。

時間が勿体ない!!
どうにか改善したい!!!

ということで、
私の思考の旅がスタートしました。

これについて考え始めた時、
心に浮かんだのは、
最近読んだ小説『傲慢と善良』でした。

読んでいて、自分がいかに傲慢なのかを
呈されているようで、
ゾッとしたり恥ずかしくなるような
スリルのある小説。

読んで以来、
「傲慢」
というキーワードが
私の心に残っていて、

この罪悪感を引きずるという現象も、
もしかすると
自分の傲慢さ故なのでは?
というところから紐解いてみました。

例えば、
幼稚園に娘が忘れ物をしてしまった
罪悪感にさいなまれている時。

「あぁごめんなさい〜」
と心の中でつぶやいている(家にいる時は声に出してる)
私の心の奥底には何が眠っているんだろう?

1階層下(表面的なこと)

娘、そしてお友達が一緒に活動できなかったらごめんね
先生達も計画通りの活動ができなかったらごめんなさい

2階層下

できないお母さん、ダメなお母さんでごめんなさい

3階層下(一番根深いところ)

でも私本当はダメじゃないんです、悪くないんです

根っこにあったのはこれでした・・・。

私の中に居る、
小さい私が
「私悪くないもん!!!」
と叫んでいるようです。

イメージは私の娘と同じくらいの
3歳の女の子。

この小さい私にも伝えてあげたい。
娘に伝えるみたいに。

「そっかそっか。わかったよ。
あなたは自分自身を否定されたような
気持ちになってしまったんだね。

でも大丈夫。
あなたがダメなんじゃない。
あなたの存在が悪い訳じゃない。

でも、その行動が
良かったのか、正しかったのか、
もっと他に出来ることがあったんじゃない、
は考える必要があるかもね。

大事なのは、
あなた自身

起こった出来事
を切り離して考えることだよ。」

自分は悪くない。
という、一種の自己防衛本能。

社会人になってから、
自分のミスや悪い点を認める。
素直に報告して謝る。

という事は"スキルとして"
身に付いていると思う。

だから、
自分が悪かったと言う姿勢を
表面上見せることはできる。

でも、いつも。
「自分は本当は悪くない」
と心の奥底では抵抗していたんじゃないだろうか。

冷静に一言で言うと、
やはり傲慢である。

では、なぜこんな傲慢な思考回路になってしまっているのだろう?

私が思うに、
自分という構成要素の中に
行動も含まれていると捉えてしまっているのだと思う。

しかもミスは他の構成要素を
むしばんでいく特性を持っている。

そんな感じで生きてきたから
これはもうクセなのだろう。

自分という人間の存在意義を認めて、
その上で、
自分の過失は切り離して認める。
受け入れる。

これはきっと、
思考のトレーニングで改善出来るはず。

なんだか心のモヤが晴れました。

こうやって失敗を糧にして、
人は成長するのですね。

娘にもたくさん失敗してもらって、
その都度、こうして
「自分自身」と「失敗」を切り離して考える癖づけを
一緒にトレーニングしていきたいものです。

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