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好きなものを詰め込んだ会

今回は、こうなりたい・ああなりたい・こう見られたいという感情はなしで、セレクトしました。

峠越え

これは以前、江戸をつくった男?的なタイトルのものを読みまして、伊東潤さんの書く文章にまたあいたくなって選びました。
峠越えだから、峠を越える瞬間だけなのかなと思いきや、その前から物語ははじまっていて。なんというか、家康目線のストーリーだからではなく、贔屓なしに家康に同情ではないけど親近感?応援?の感情を抱きました。
我慢我慢我慢の繰り返しで、ノーと言えずの繰り返しで。歴史を学んでいると好かれるのは、ヒーロー(ヒール笑)って感じのタイプじゃないですか。信長、信玄、秀吉…彼らとは明らか違うんですよね家康は。加えて全くカッコよく書かれてもないんですよこの本で家康は。でも、性格を人間臭さをこんなにも出されてるのに、私は家康に対してネガティブな感じにはなりませんでした。なぜこう思うのかは、最後笑うのは家康だって知ってるからではないと思ってて。天才の話聞いてもな〜ってなるのと一緒なのかな。一般家庭に生まれた私からすると、家康なんて比べ物にならないくらい身分は高いけど、身分が高いのにとても苦労を、しかも似たような形で私も経験しそうな苦労をしてる所に惹かれたのかな。
大学の図書館に、伊東さんの本がどれだけあるかは分からないけれど、また読みたい。

これからの「正義」の話をしよう

こんなのあったな〜と思って、たまたまこの本を見かけることができたから、連れてきた本。
道徳的な本って片付けていいのか分からないけれど、そんな立ち位置でいいのかな。でも自分が道徳教えるなら、この本を使いたいと感じた。
正義の軸って決めるの難しいなとつくづく感じる。多い方が正義になってしまうよなあって思ってしまうから。マイノリティとマジョリティ、身内と他人、男性と女性…嫌でも2つ以上に分類できてしまうから、私が正義って思ってとる行動も、他人からしたら正義ではないって考えると、怖くなってしまう。
無宗教な私にとってはなおさら?何かこれ!っていうものがなくて、自分の軸に沿ってるか否かっていうものの判断方法をとっているし。この本を読んで最も怖くなったのは、自律していると思ってやってたことが、実は他律的な判断だったりしたことかな。実際他人の目をめちゃくちゃ気にするし、気にしてないように見える方は、それは私が気にしてないように魅せてるだけだって事を知ってないだけだし(笑)
私の行動は、ほとんどが別の目的のためにあるような気がしてきて、少し悲しい気持ちをもった。持ったところで変わるかは分からないのだけど。
私は今後も無宗教を貫いていくと思う。誰かの正義ではないことだって沢山起こすと思う。ただ後悔のない賢明な判断を下しながら生活していきたいから、道徳的な判断・指示・行動をとれるように、もっと本を読もうと強く思った。

道徳:義務 対 傾向性
自由:自律 対 他律
理性:定言命法 対 仮言命法
観点:英和界 対 感性界
これらを忘れたくないからメモしとこう。
義務感から行動をおこし、意思を自律的に決定し、無条件に他の動機を伴わずに、、、、ってメモしていていまいちかみ砕き切れていないなと改めて実感しました。この本買おうかしら…

建築史への挑戦

様々な尺度?分野から建築史を語っている。
「空間と物件」「日本とイタリア」「西洋史と建築史」「江戸東京」「地域の古層」「水都市」「都市とアート」「近未来」

きちんと本の内容を理解できましたかと、言われると相当怪しいというか…聞いたことあるような内容も多々存在して、それは建築学科だからとかではなくて、歴史を勉強したことあるからとか、テレビで特集してたなとか。
学問はつながりあっているなと実感した。たぶんこの本の狙いはそこではないのだけど。(笑)

大衆プロパガンダ映画の誕生

これは少し思っていたのと違う手法?語り方?でしたね。
対象となる映画を映像で観ながら、副音声的なノリでこの本をよみたい。
ただこの手法は過去の話で終わってないなという恐怖感は感じる事ができた。今は娯楽の媒体が多いから、こちら側に選択権があるけど。映画ではなくて、メディアでこんなことされたら、もう負の連鎖だなと。
分かりにくい映画とかたまにあるじゃない、それはそれでいいのだけど。
でも政治的な事柄って、味方を手っ取り早くつけようとなったら、シンプルにすることができるじゃない、悪い?どっちかに依るような内容は。
戦争なんてこんな小さなことでも吹っ掛けてきた~とか口実に使おうと思えば始めることができるわけであって、判断するって難しいよ~ってなりました。

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お盆の帰省する頃に返却~ってなって、それは無理!!とまいてまいて10日間くらいはやめに読みました。つらかったわ(笑)勉強する気にはなりませんでしたね、今日は昨日までの分も頑張ろう。

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