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父さん、あなたは一体何者?--- 天才劇団バカバッカ-DADDY WHO?

天才劇団バカバッカ  ―座長はあの国民的ガキ大将

天才劇団バカバッカとは2009年10月に結成された劇団。
座長は国民的アニメ「ドラえもん」でジャイアンの声優を務める"木村 昴"さんです。

劇団は超個性的な7人で構成されており、まさに"天才"の集まり。

そんな劇団の舞台を一目見たいと、初一人旅、初一人舞台鑑賞。。
そんな初めて尽くしをここに記録しようと思います。

爆笑、そして感動。『ダディーフー?』

天才劇団バカバッカvol.24『ダディーフー?』

幼い頃に家を出て、最近ふらりと戻ってきた父さんが、亡くなった。
心の整理がつかないまま迎えたお通夜。
その後に残った、見知らぬ7人の客。
食い違い、二転三転する話の中で明らかになっていく、僕らの意外な関係。

『父さん、あなたは誰ですか?』

天才劇団バカバッカvol.24『ダディーフー?』│エンタステージ (enterstage.jp)

もともと座長である木村 昴さんのYoutubeを拝見しており、言葉の選び方や笑いのセンス、視聴者を一瞬で"きむすば(木村昴さんの愛称)"の世界に引き込んでしまう彼が座長を務める劇団ということで「いつか見に行きたい!」と思いながら過ごしていました。

私が見に行った公演は、劇団"初"の地方公演となる『ダディーフー』

東京を中心に活動されていたため、行きたい!と思いつつも地方民にとって東京への交通費は結構な痛手・・・

そんな中、福岡(といっても田舎住みの私からしたら大都会)での公演が決定したとの情報を入手した私は即チケットを予約し、なんと当選!
わくわくしながら出発の日を待つのでした。

初一人旅!迷子になりながらも会場へ。

出発の日、別の意味で緊張していた私。
そう、なんて言ったって一人で県外に行くのは初めてのこと!
ドキドキしながら新幹線に乗って席についたのですが、そこから現地までの記憶はほぼありません。(どれだけ緊張していたんだ。。)

福岡へ到着したのは正午ごろ。まずは家族や友達へのお土産を買いに駅内をうろつくことにし、大量のお菓子とおつまみを購入。
いそいそとロッカーに荷物を預け、いざ会場の西鉄ホールへ!

その西鉄ホールへの行き方が本当にわからなくてパルコ内をぐるぐる。。
本来であれば30分くらいで着いて、遅めのお昼ごはんを食べて、その後はゆっくりカフェでも・・・と思っていたのですがそんな余裕はまるで無し。
ここで予定が大幅に狂って絶望に駆られたのは今となっては良い思い出です。

初一人舞台鑑賞!まさかの席にド緊張。

事前にチケットの内容を確認し席順も書かれていたのですが、舞台をあまり経験していない私にとっては「お、前の方じゃんラッキー」くらいの感覚でした。

どこだろうと席の表示を見ながら進んでいくとどんどん前へ・・・
これはもしやと思って恐る恐る席を確認すると、なんと当選した席は"最前列のど真ん中"でした。

ファンの方からしたら神席確定。何度も間違っていないか席を確認しましたが、どうやら今夜の私の鑑賞席はここ・・・

両隣の方はかなりの古参ファンのようで私のような新規ものがこんな良い席でいいのか!?なんて思いながらそわそわドキドキしていると出演者の"平井 杏奈"さんと"森谷 勇太"さんが舞台上に登場し、前説が始まりました。

前説(掲載OK)のおふたり

そ、存在してる~~~~~~
ほんとにこれくらいの距離感で、前説からエンジン全開で最高でした。
劇団員の方もYoutubeで何度か拝見していたのですが、生はやはり、
とんでもなく、良い・・・!

2人ともステージに立っただけですごい存在感、とても素敵でした。
人前に出る仕事の方はすごいなと肌で感じ、前説だけでも大満足の私。

初バカバッカ劇団!笑いあり涙ありの感動ストーリー

そして爆笑、涙の本編!
実は前情報を一切入れずに鑑賞した今回の舞台。

公演は終了しているといえど、ネタバレは極力せず話したいと思うのですが、最初のパートは本当に声が出てしまうほど笑いが止まりませんでした。

座長、木村昴さんをはじめ劇団員全員フルスロットル!
あんなに近くで芸能人の白目を拝むことは人生この先ないだろうなぁとじっと見てしまいました。(綺麗な白目でした。)

突然現れた7人の客との関係性、そして自分の父親の本当の姿。
後半へと進むにつれて色々と考えさせられる内容でした。

親子愛って素敵だなと同時に、人とのつながりって本当に一瞬でもあるし、永遠でもあるし。途切れたとしてもそれがまた違う形で繋がっていく。

公演が終わった後とても温かい気持ちになりました。

またいつか!気長に待つ1人のファンより。

公演が終わって、劇団員の方たちが物販に行きます!と発表されていたのですが、新幹線の時間もあり泣く泣く帰宅。
(新幹線に乗るまでも駅とは逆方向の電車に乗ってしまったり色々事件はあったのですが・・・)

逆方向の電車を降りて待ちぼうけを食らうアラサー

次見に行くときは絶対に余裕をもって時間を設定する!と決意をし、次の公演情報を楽しみに待っていたのですが、2023年3月31日に劇団バカバッカの「無期限活動休止」が発表されました。

「決して解散ではない、充電期間である。」

この言葉を信じて、またたくさんの笑いを届けてくれる、温かい気持ちにさせてくれる、そんな皆様の公演を気長に待つことにしています。

それは明日かもしれないし、数年後かもしれないし。
それでも絶対次の公演見に行きます!

それまでに東京にいつでも行けるよう資金を貯めとかないとなぁ・・・


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