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「どんぶりこ」の謎!?

九條です。

昨今のニュースによりますと、今年(2023年)はドングリが不作なので、ドングリを主食とする熊にとっては「たいへんな食料危機」となっているとのこと。

そのことによって熊が冬眠前に食料を求めて行動範囲を広げ、街の中にまで出てきているとのこと。

動物生態学の大井徹先生(理学博士/石川県立大学特任教授)が、ニュースでそういう風におっしゃっていました。

さて、そのドングリについてですが…。

私は幼稚園児の頃、童謡『どんぐりころころ』の歌詞を、

♪どんぐりころころ
どんぐりこ…♪

と覚えていました。けれども小学生に上がったときに、衝撃的な事実に直面してしまったのです。正しい歌詞は、

♪どんぐりころころ
どんぶりこ…♪

だったのです!
その後、長じて(と言っても小学6年生になった頃なのですが)ある日、

「どんぶりこって、何やねん🤔」

と思いました。

ドングリのブリっ子?
それとも…
どんぶりにドングリ?
どんぶりいっぱいのドングリ?
どんぶりいっぱいのドングリを食べるの?
「縄文人か!」(←縄文人さん、すみません🙇)

などと思いました。

どんぐりころころ(←コロコロでドングリ集めて…)
どんぶりこ(←ドングリ丼つくる?)
お池にはまって(←御池通で渋滞にはまった?)
さぁ、大変(←てぇへんだ、てぇへんだ〜っ!)
どじょうが出てきて(←えっ、土壌調査するの?)
こんにちは(←土壌学者さんの登場!)
坊っちゃん(←名作文学)
一緒に(←漱石先生も誘うの?)
遊びましょ(←パチンコにでも?)

(冗談です)

「どんぶりこ」って、何でしょうね。「どんぶらこ」も不思議な擬態語ですが。

不思議な童謡の歌詞といえば『かごめかごめ』も不思議ですね。

後ろの正面だあれ?

後ろは「裏面」であり、前が「正面」。「後ろの正面」とは、空間が捻れていますね。

それから『通りゃんせ』も。

行きは良い良い、帰りは怖い

普通、神社様へお詣りする際には、行きは様々な障害や魔事があって怖いものですが、帰りは無事にお詣りを済ませて神様の御加護があって帰るのですから「帰りは良い良い」ですよね。

帰りが怖いという事は、神様に何か不敬をしたのでしょうか。それとも神社の何かを持って帰ったのでしょうか?

神社の境内のものは、石ころ1つ、木の葉1枚であっても全て神様の物なので、それを無断で持ち帰ると、大きな罰が当たると言われていますね。

少なくとも私は物心ついた頃から、祖母や母にそう言うふうに(割と厳しく)教えられました。

ですから「行きは良い良い、帰りは怖い」は不思議ですね。何か後ろめたい事でもあるのでしょうか😱

この『かごめかごめ』や『通りゃんせ』の不思議な歌詞については、歴史学ではなくて明らかに民俗学か国文学か言語学かの課題だと思ったので、昔(30年ほど前に)知り合いの民俗学の先生に訊いたことがあります。

さすがに「どんぶりこ」については(一生バカにされるだろうと思ったので)訊きませんでしたが。^^;

その民俗学の先生は、

「ほぅ、面白いですね。考えたことありませんでしたわ(笑)」

とおっしゃいました。

まぁ、私も真面目に訊いたのではなくて、酒の席(懇親会)で酒のツマミの話として訊いてみただけなのですが。^^;

いつか国文学者や言語学者の先生にも訊いてみようかしらん。←ウソです。訊きません。(゚O゚)\(-- ;) コラ


©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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