「おっしゃる通り」


「おっしゃる通り」という言葉は魔法の言葉だそうです。


誰かから指摘や意見を受けたとき、反論が自分の中にあるとしても、まずは「おっしゃる通りです」と答える。


そしてそのあとに「ただこの点に関しましては…」「こういった状況においては…」などこちらの意見をいっていきます。


相手の言葉を遮るように自分の意見を言うと余計に相手の反発を受けますし、いたずらに感情的になって創造的な議論ができなくなる可能性もあります。


誰と話すときにもそうですが、まずは相手の話を聴こうとする姿勢がとても重要なんですね。


相手の言い分にまず同調する、受容的な姿勢を見せる。それだけでその後のコミュニケーションがスムーズになることは事実ざらにあります。


保育の現場においては、保護者相手にも子どもに対しても直接的に関係ある話ですね。


大前提としてぼくたちは保護者や子ども達よりも偉いわけではありません。


ですから、相手の話を遮って自分の主張を通そうとすることなど本来しちゃいけないんですね。


相手の話を受容的に聞くというのは、相手への敬意の表れでもあるのです。


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