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入浴で免疫力UP!その効果とは!

体温と免疫力とは密接な関係があります。
免疫力は体温の影響を受けやすく、体温が1度下がると免疫力は3割低下し、1度上がると5~6倍アップすると言われています。
体温が低いと末梢血管の力も下がってしまって全身の血流も悪くなり、体のあちこちへ栄養や酸素を届けられなくなってしまい、血管の働きが低下してしまいます。

体温を上げるには、運動して筋肉をつける、発酵食品を摂る、ビタミン・ミネラルを補給するなどの方法がありますが、お風呂にしっかり浸かり、身体を温めることによっても簡単に体温を高くすることが可能です。
約40℃のお湯に10~15分ほど浸かることで、体温は約1℃上昇します。
どんなに忙しくても、シャワーだけで済ませずしっかりお風呂に浸かって体温を上げ、免疫力を高めて健康に暮らしましょう。

入浴

入浴し、きちんと体を温めることによって、免疫力アップが期待できるというわけです。
その他にも入浴のメリット
①自律神経の副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスさせてくれます。
②腸内の活動が促進され、腸に集中している免疫機能も活発になります。
③新陳代謝が上がります。
体が温まり汗をかくことによって老廃物が体外へ排出されてリンパの流れがよくなり、体内に細菌やウイルスが侵入しても免疫細胞がすばやく反応することが可能になります。
また、新陳代謝が上がるとお肌も綺麗になるので美容面でも嬉しいことがいっぱいですね。

入浴3

【からだの防御システム】
~免疫のしくみとはたらきについて~
感染症や風邪をひきやすい季節になると、「免疫力」の話が注目されます。
「体内に免疫があればもう感染しない」「免疫力を高めると健康維持につながる」というイメージは実際どうなのでしょう?
免疫のしくみ、なぜ免疫力を高めることが必要なのか、また免疫力を高める方法についてあらためて正しい知識を身につけましょう。

【免疫とは?】
免疫は「病気=疫」から「免れる」ためにからだが持っているしくみで、体内に侵入してきた細菌やウイルスとたたかう力を「免疫力」といいます。
この“免疫”と呼ばれるものには2種類あります。
ひとつは、生まれてから成長するにしたがって獲得していく免疫で「獲得免疫」。風邪などにかかったときやワクチンの接種で獲得され、体内で異物とたたかうシステムを構成していきます。
もうひとつは白血球に代表される、生まれつきからだに備わっている「自然免疫」。この「自然免疫」の力は正しい生活習慣や入浴で高めることができるのです。

【免疫を弱めてしまう原因は?】
・自律神経の乱れ
・疲労
・体温の低下
・不摂生(暴飲暴食、睡眠不足、運動不足など)
免疫機能は、基本的には毎日の健康的な生活習慣で維持することができます。免疫力の維持や向上は食生活のほか、適度な睡眠、運動、疲労回復、精神のバランスを整えることで期待ができます。

【免疫力UPには?】
免疫力アップには、食事・睡眠・精神・疲労回復・運動がポイントです。
忙しくて時間がない、睡眠不足や、疲れがたまってつらいときには、お風呂をシャワーだけですませてしまうこともあると思いますが、実はこれもったいない話です。
お湯につかるという簡単な入浴方法で、睡眠、運動、疲労回復、精神のバランスと入浴によってこれら4つの要因のバランスが整いやすくなることがわかっています。

【免疫力をアップさせる入浴のポイント】
約40℃のぬるめのお湯に15分程度つかり、体温を上げること。
体温の低下も免疫を弱めてしまうことが知られています。加えて入浴剤を使用すると温浴効果が高まり、からだの疲労感や冷えを和らげて快適な睡眠をアシストしてくれます。好きな香りや湯色、さら湯とは違った肌触りや発泡、実際の温泉や観光地の気分を楽しむといった「小さな特別感」もリラックスを助け、気持ちのリセットに役立ちます。
一人でゆっくりできるときは、音楽を流したり、お気に入りのバスグッズを揃えておうちスパなど、楽しみながら入浴しましょう。

入浴剤とタオル


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