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ソシャゲ疲れを起こした人へ捧ぐ、システムの面からお薦めするシャニマスのすゝめ

先日こんなツイートがタイムラインに流れてきた。

このツイートを見て私が思い当たるのは以前プレイしていたDWがおくるFate/Grand Orderだった(引用RTでも同じ事を思っている人が多いですね)
Fate自体好きでシナリオを読むのが好きな自分はサービス開始時から4.5年近くプレイしていた。第一部でバビロニアに感動し、他のプレイヤーと協力して挑んだ終章の熱狂は今でも覚えている。

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しかし私は1.5章を終え第2章に移行してプレイはおろかログインすらしなくなった。詳細は省くがようは追加されないメインシナリオと加速するインフレ、周回を強要されるゲーム性に疲れていた。元々「ぐだぐだ本能寺の変」初代ハロウィンイベの頃から周回ゲーではあったが、その時はシナリオの面白さやフォロワーと熱狂する楽しさが勝っていたのだ。
そんなこんなで私はサービス開始時からプレイしていたFGOと激渋ガチャ時代にGETしたギルガメッシュに別れを告げアプリをアンインストールした。

そこからしばらくはあつ森やインディーゲーなどコンシューマーゲーをプレイしてある時「アイドルマスター シャイニーカラーズ(以下:シャニマス)」に出会った。元々アイドルが好きだがアイマスには触れたことがなかった…が、これが自分でも想像以上にのめり込んだ。

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シャニマスといえばシナリオや登場するアイドルのキャラクター造形など話題に上がる。だがそれだけではなく「システムの面」で私は救われている部分がかなりあると感じたのでソシャゲに疲れた人へ捧ぐ、シナリオが読みたい人にお薦めする2度目シャニマス布教記事を書こうと思う。

ついでにシャニマスに一年近くハマり関連するコンテンツについても色々触れたので一緒に紹介しようと思う。この沼、かなり深いです。


ゲームプレイを強要してこない

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ソシャゲといえばどのゲームも必ずデイリーミッション/ウィークリーミッションが設けられている。当然シャニマスにもあるがコレがとても短い。
デイリーなら1日3分もかからない。というのもこのゲーム、基本遊ぶモードは大体30分〜2時間と一回のプレイ時間がかなり長いので基本プレイを毎日要求してこない。

シャニマスはジャンルとしては育成ゲームではあるが実のところ読み物の側面が大きいゲームなのだ。その為プレイヤーの負担にならないようデイリーミッションが作られている。

ではウィークリーミッションはどうか。こちらはフェスアイドル3人の育成(基本プレイ3回)とフェス(他プレイヤーor CPUと対戦)のプレイ15回と勝利が条件となっている。フェスはデイリーと連動している事もあって1日数分プレイすれば期間内ですぐにクリアできる。

基本プロデュースのモードは先ほども言ったように時間がかかるがコレも実際のところ負担は大きくない。その理由は次項で解説しようと思う。


基本プレイ(プロデュース)とイベントミッションが連動している

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シャニマスのイベントはコラボフェスなどのモードを除けばプロデュース(育成)をこなすだけで報酬が手に入る。しかもこのミッションはウィークリーと連動しており、アイドルを3人プロデュースすれば目玉の報酬は大体手に入るようになっている。このゲームは所謂イベント周回要素が薄いのだ。

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アイドル達の成長物語を描いたイベントシナリオは特に手に入りやすく育成が完了しなくても読めるほどの配慮がされている

そんなに簡単でつまらなくないのか?と未プレイプレイヤーからは思われるかもしれないが、先ほども言ったようにこのゲームはとにかくコミュを読む方の時間が長く、コミュを読み終わった後も感慨に耽ったり考察などに時間を割かれるものなのだ。

基本プレイで大抵のミッションは勝手に消化されているので他ゲーと並行してやりやすいのである。ウマぴょいしながらでも楽しめるのだ。

コミュやシナリオを読ませる為のサポートが手厚い

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シャニマスはシナリオやカードに含まれるコミュが魅力のゲームなのだがこちらも読んでくれと言わんばかりにサポートが手厚い。
ゲームを初プレイしチュートリアル後の「運命の出会いガシャ」では自分の気になるアイドルや最高レアのカードが出るまで回し続けられたり、ジュエルも特別ミッションを除いても月に約70連分の石が貰える。

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またシャニマスのガシャは期間限定でしか手に入らないカードがあり後からゲームを始めたプレイヤーにはゲットする機会が少ないが、最近ではお金を払えば確定で好きな限定カードを手に入れることができる。
限定ガシャはこのゲームの商売ポイントであり、あとからの入手が困難であったがユーザーの「復刻してくれ!」という声を拾って入手の機会を増やし改善されつつある。

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また過去に行われたイベントカードを交換できるシステムも報酬カードが随時増やされているので新規には嬉しいところ

またシャニマスは周年毎に無料10連を引ける期間や過去のイベントシナリオが読み放題になるキャンペーンを行っている。ガシャで手には入らなかったカードや参加できなかったイベントシナリオを読み返す事ができるのも嬉しい。

ちなみに手に入るカードやシナリオには大まかな時系列がありますが、こちらは気にせず読んで大丈夫です。どこから読んでも面白いし自分も途中から参入した人間ですがめちゃくちゃハマっているので。


シャニマス関連コンテンツのすゝめ

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さてココからは記事の趣旨に反しますが自分がシャニマスに一年近くハマり、関連するシャニマスコンテンツに色々触れたので最近ゲームにハマった人へ向けて紹介しようと思います。

シャニマスはシナリオやコミュを楽しむゲームとはいえ、ずっと文字に触れ続けていくのは疲れるのが人間というもの。なのでココではシャニマスの片手間で触れられる音楽やライブなどを取り上げます。


シャニマスの音楽を聴いてみよう

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シャニマスもといアイマスは音楽がメインコンテンツの一つ。シャニマスも当然ながら音楽のレベルがとても高いです。またユニット毎に曲のジャンルが違う為さまざまな音楽に触れることが出来ます。王道なアイドルソングからEDM、最近ではTrap系などのクラブミュージックもカバーしつつあり隙がありません。
またアイドルのソロ曲も追加されました。好きになったアイドルの曲を聴き歌詞の意味などを考えるのも楽しいものです。

楽曲の試聴は上のLantis公式アカウント又はゲーム画面から<フェス→フェスユニット編成→右上のおまかせ>の項目をクリックすることで試聴が可能です。

CDはアニメイトタワレコに行けば一通り揃うので興味を持ったら購入してみて欲しい。新譜にはリリイベ/配信に参加できるシリアルコードが封入されているので現物を買うのをオススメします。


中の人達によるライブを楽しもう

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出典:ファミ通 https://www.famitsu.com/news/202104/25218892.html

シャニマスには他ブランドと違い3Dキャラによるライブシーンが無い。その為アイドルのステージ上での姿は想像するしかない。そこの部分を補完してくれるのが中の演者の方達によるLIVEなのだ。

「ゲームは好きだけど別に声優とか知らんし…」と思われるかもしれないが、それは以前の自分もそうだった。なのでココではあえて言葉強めに

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と言わせていただきたい。強く推したところで逆効果なのかもしれないがシャニマスにハマった人ならばシャニマスのLIVEが持つ意味に必ず気づくはずだから。

昨年10月に開催された「MUSIC DAWN」は入門にオススメかもしれない。今年の3月に発売されたばかりで入手もしやすい。ドローンを使用したこの公演は単純に映像作品としてレベルが高く見応えがある。

自分はハマりたての時にこのライブを観て衝撃を受けた(自分の中でセカンドインパクトと呼んでいる)ちなみに最近のLIVEでは情勢などもあってボロボロに泣いています。

現在開催中の3rdツアー「東京公演」のアーカイブ、5月末にある「福岡公演」のチケットを片方だけでもいいので購入して観てもらいたい。きっとシャニマスに更にハマるきっかけになるので。

更にLIVEを観てシャニマス声優沼へと落ちていく人も多いとのこと。どれだけ沼は続いていくんだ…。


人の考察や二次創作に触れよう

シャニマスは他ゲー同様イラストが盛んに描かれるが、文章による創作や考察記事も多数作られるので見逃せない。キャラの解像度の高さ、シナリオの文学性など所謂”エモ”にあてられ筆をとる人が多いのだ。
(私も昨年シャニマスを始めシナリオに触れ、LIVEを体験し頭がおかしくなった勢いでnoteを始めたり市川雛菜と同級生だった幻覚を見た)

キャラやシナリオ解釈の考察記事、オリジナルの物語をPixivSSで読むのもまたシャニマスが沼である所以である。この記事ではシャニマスがゲームプレイを強要してこない事に触れたがこういった独自のコミュニティが作り上げられた背景も理由の一つなのかな…と個人的に考えている。

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そしてここで取り上げといてアレなのだが、人の考察や解釈に触れた際に「自分の初見の感想や解釈を曲げない」ように注意しよう。あくまで他人の見方や解釈はそういった考え方もあるのか、くらいに留めておこう。

なんなら初見のプレイヤーから見たアイドルの第一印象なんかは既プレイヤーは大好物なので堂々と感想を言おう。皆そういうのが好きなので。

この他にもシャニマスのコアな楽しみ方は色々ありますが引かれても困るので割愛します。


おわりに

私はソシャゲはあまり長続きしないタイプなのだがシャニマスに関しては完全にライフワークに組み込まれているほどハマっている。理由は様々だが拘束されないゲーム性もあるのではないか、という思いがあったので記事を書いてみた。

この記事を読んで「気になっているけど…」という人がいたら是非自分のペースでプレイしてみて欲しい。記事が良かったらスキを押してもらったりシェアしていただけると泣いて喜びます。

それでは。

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