見出し画像

きたるべきスマホネイティヴ世代の時代

 パソコンを使わずスマホやタブレットだけで物作りをする人が登場して久しいですが、今後、そういった人達が主力となり、立場ある身分となったりしていくのかなと思うと、どんな感じのカルチャーが育つのか楽しみだなと思う反面、70年代80年代辺りのクリエイターもまだバリバリ現役で第一線だったりもするので、そういった人達の経験は莫大だから、時代と融合していくんだろうなと思ってます。

 何事もそうだけど多くの経験をしてる人は強いです。晩年の徳川家康なんて誰もかなわなかったんじゃないかな。側近連中が有能だったり、地位も立場もあったというのを除いても実戦経験が段違い。

 これは織田政権内部崩壊した後、たたき上げで出世してきた羽柴秀吉に誰もかなわなかったのと同様。

 能力ある人に権力を与えすぎると危険というのがよくわかるエピソード。でも能力ある人を冷遇してもダメだし、信頼しすぎても信頼しなさすぎてもダメというのも難しい所だけど、そこはトップとの関係性だとかマネージメント能力とかも関係してくるよね。

 低い地位で冷遇され続けてるだけなら反乱されたり他行かれたりするし。これは現代のビジネスにそのまま置き換えられるけど。

 あとこれもそのまま置き換えられるけど、生き延びた物が正義。徳川幕府成立なんて生き延びたからの一点に尽きるし。推測だけど本能寺の変の際、毛利を初めとした有力者と密約を結んでたからこそ豊臣政権時代は毛利、宇喜多と厚遇されてたんだろうし。

 徳川は本当は制圧したかっただろうけど、武力での正面衝突ではかなわないとみたのか小牧・長久手の戦いだけで講和したけど、ここで徳川を滅ぼしてたらまた話は違ってたかも。徳川、北条と一気に制圧してただろうし。そうなると伊達家も短期間で一気に領土拡大なんて出来なかっただろうから、下手したら改易すら有り得たかも。名門はこの辺りの時代で一層されて、出自不明な人達ばかり台頭してたし。

 で、なんでこんな話をしたのかと言うと、創作って継続した物が強いと改めて思ったからです。経験値。ただ自分が作りたい物を作り続けてるのでもいいし、その時代時代の流行を真似てみるでもいいし、完成させればさせる程経験になるからね。完成させないものは無価値。

 締切までに完成させていく経験がない人は、納得いくまで作った方が良いと思ってそうだけど、納得いかない物を次回の作品にいかす方が経験になると個人的には思ってます。

 考えなしに作りまくったって経験になるからね。ある日突然ひらめいたり気付いたりってあるし。もちろん勉強しながら作っていったり、学びながら作った方が近道の事も多いけどね。徳川家康の側で多くの経験を積んだ古参連中は、そこらの人達より圧倒的に経験値が多いだろうし、生き延びてる=強いという証でもあるし。

 創作でもビジネスでも何事でも諦めずに継続していく事が大事。

 空き地で宣伝活動繰り返すような無意味な行為は「努力を裏切る」に該当するけど、そういう例も少なくないから簡単じゃないけどね。

私腹を肥やさない感じです。