見出し画像

夫婦のお金

結婚したのは1987年

その頃は結構イケてる会社の同期

今では別に珍しくもない夫婦別姓を会社に申し出て

(営業だったので名刺を配り直したり。
わざわざ顧客に知らせたりするのが、ただ面倒だっただけで特に男女平等だとか主義主張があったわけではない)

周りは
★結婚したばかりなのにもう離婚か

人事曰く
★いろんな手続きが大変だからやめて欲しい
★前列が無いから普通にしてて

まぁそんな感じの35年前
その頃出てきた言葉が
ダブルインカム

ダブルインカムとは早い話し共働きだが、
共働きという言葉には
生活苦
みたいな印象方まだあって

それを少しかっこいい感じにしたのではないか
と私は思っていた

そうなると
お互いのマネーは
それぞれが管理して

お互いが
生活費
食費
光熱費
教育費
を出し合うというスタイルとなり

一時専業主婦ので間を除くと
結婚生活36年

私は彼の給与の金額も知らないし、
貯金の額も知らない

もちろん、私も彼には知らせない
一時期彼の給与を上回ることもあったが
その後、彼の方が稼ぎが良くなったように思うので、チャラだ

そんなで、
お金という面倒な問題に目を背け
蓋をして、お互い60才を超えた

そこに来て
2ヶ月まえの彼の急病

あれから2ヶ月経ったが
命をとりとめたものの
今も入院していて

まだ現役で働いていたので
いくら高額医療費で戻ると言っても
結構な額の治療費で
雑費を含めるとびっくりする額となる

そして5月から6月にかけてくる
税金の支払い
固定資産税やら車の税金
ところが

私は彼の口座を知らないし
口座から下ろすことが出来ない!

未だに彼とはまだきちんと話すことが出来ないので
この先も
入院が長引くことになったら
全部私が建て替えるんかい!と病人には申し訳ないが怒りが込み上げる

そして今になって反省する

夫婦とは
なるべく情報は共有しておく方が良く
隠し財産はあっても良いが、全部隠すと大変なことになる

今回彼はまだ生きていたから良いけど
亡くなってしまえば、
そうは簡単にお金は下ろせない。
銀行は絶対下ろさせてくれない

今は通帳とかではなくて
パソコンや携帯からお金の振り込みなんかも出来るが、IDやパスワードを知らないよ
なんて良くある話

こんな話実感が湧かないよという方々

私も青天の霹靂だったので今お伝えしたい

独身の人だってどうなるかわからないから一緒だけど、
今回は夫婦という形をとっている方々には是非お伝えしたいと思った話です



この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?