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プラネタリウムで宇宙を想像して圧倒された話

ひとりプラネタリウムが最高でした。


静寂の中、リクライニングシートを倒してヒーリング音楽とリアルな星空の映像で癒されて、50分があっという間に感じました。

行ってきたのは有楽町のプラネタリアTOKYO。
インスタで流れてきた広告に惹かれて久しぶりに行きたくなりました。

2回目の訪問です。
1回目は8年くらい前かな。

当時は日々の業務と人間関係に疲れて、リラクゼーション目的で訪れました。
そのせいか、開始15分で眠ってしまったんですよね…。勿体ない。笑。

今回は単純に星空を楽しみたくて行きました。

途中どこからか寝息が聞こえたけど、一睡もすることなく全編楽しむことができました。


昔から宇宙が大好きでした。


空は広く、夜は灯りも少ないので星がたくさん見えるような、ど田舎育ち。

実家が自営業で店舗と母屋が離れていたので一旦外に出て移動するときは、よく空を見ていました。

月の近くの明るい星が金星だ、とか
カシオペア座はお隣さんのお家の屋根の上、とか
蠍座のアンタレスは自分の家の屋根の上、とか
学校の理科で得た知識と、星座早見表を懐中電灯で照らしながら夜空を見上げたものです。
月を見て乱視の確認もしたりしました。笑。

小学生の頃は星座にまつわるギリシャ神話の本なんかもよく読んでいたので、空の上には本当にギリシャ神話の神々がいるんだと思っていました。
かわいいですね。

この真っ暗な空に神様たちがいるんだ、見えないけど!

そんなふうに想像を掻き立てられて、子供ながらに圧倒されたのを覚えています。

そこからSF映画や、UFOが大好きになったんだと思います。
宇宙人にさらわれて首に何か埋め込まれた人の話とか大好きです。


それにしても昔の人たちは、光の点を線で結んであの壮大なイラストを当てこむってすごい想像力だなと思います。

現代の夜は街灯やお店の明かりで見える星の数がかなり減っていますが、昔の人が見た夜空はエグいくらいの星が見えたと思うので、無数の光の中から特定の星を選んで繋ぐわけですよね。

ちょっと右に目線ずらしただけで一つ前の星がどれだったか忘れちゃいそうです。
実際プラネタリウムでも図解で説明してくれましたが、他の星座の説明になった途端に前の星座を見失いました。

てことは、星の位置関係をちゃんと覚えるくらい毎晩見てたのかな、と想像すると、ますますロマンが広がります。


『宇宙は今も拡大している』


プラネタリウムで天の川の説明を見ているときに急に思い出して、帰宅してからLINEの「AIチャットくん」に質問してみました。

Q:宇宙はいまどのくらいの大きさになってる?

A:現在の宇宙の大きさは、おおよそ9,300億光年の直径を持つと考えられています。ただし、宇宙は現在も拡大し続けており、将来的にはより大きくなることが予測されています。
Q:宇宙の外側はどうなっている?

A:現在の科学的な説明によれば、宇宙には外側という概念は存在しません。宇宙とは、時間と空間を含む全ての物質とエネルギーの総体であり、それ以外に存在するものは考えられません。また、宇宙の境界についても、現在の科学では完全な答えが得られていません。一説には、宇宙が閉じているという仮説もあります。ただし、この問いについては現在も科学者たちが研究を進めており、今後の発見に期待がもたれています。
Q:宇宙が拡大しているのは、宇宙の外側の空間があるからじゃないの?

A:宇宙の拡大は、宇宙が時間とともに膨張しているため起こっています。つまり、宇宙そのものが膨張し、その結果、恒星や銀河などの天体が相対的に離れていくことになります。宇宙の外側という概念は存在せず、宇宙そのものが膨張し続けていると考えられています。ただし、宇宙が膨張している理由については、まだはっきりしたことは分かっていません。

えーん、意味がわかりません。
私の質問が頭悪そうなことはわかります。

膨張しているのに外側がない…。
それなのに拡大していることに気づいた人類すごい。

圧倒されますね。
(この言葉だけで済まそうとしています)


ほんとに、
宇宙はこういう、理解が及ばないところが好きです。

星座を2次元的に見るのもいいし、3次元的に捉えて星と星の距離の違いを想像しても面白いですよね。
同じ大きさに見えている星も実際は右の方が数百倍も大きい、とか。

そこまで考えると宇宙の端っこまで意識が及んで、今度は宇宙の外側が気になっちゃうんですが、
宇宙には外側という概念はないのでお気をつけください。

ロマンがありますね。

プラネタリウムに行って癒されつつも、大きな宇宙では私という人間は見えないくらい小さな存在であると再確認して帰ってきた話でした。

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