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強靭な心を得るため言葉に出した契約ー赤鬼の話ー

若さと経験の無さを補うために、
誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰り
(※The昭和って感じですね)
結果を求めて生きて仕事していた時

効率を求めた日々の作業も
顧客の為の時間を作り
楽しんでもらえるような空間を考え
出来ることはなんでも自分で率先して
一所懸命に向き合って、受け止めて
自分の為の時間をおざなりにしていた

それ(仕事)が楽しく生き甲斐を感じることも

時に、相手の為にと辛辣な言葉も沢山
言い放っていた時代

足りない、足りない、自分の経験や
導いてあげる力と
受け止めてあげる心
そして時間が、、、、、

ある時、自問自答が始まって
これでいいのか?このままでやっていけるのか?

ついに、悩んだ末、私は、口にしてしまったのだ
「魂を売ってでも、
絶対的な思考と、外敵から負けない力と
そして強靭な心を
それで上手くいくならば契約する。」と、、、、、
心で思ったのではない、口から言葉にしてしまったのだ
(なぜ、そんな事を思ったのか分からないが)

心を鬼にして
とよく言うけれど

そこから考え方も変え、周りの人とも距離を置き
効率的、対外的、どこよりも素晴らしいサービス
顧客とのビジネス会話
全てに目を光らせて

それから7年、
過呼吸になったり、
体が痒くなったり(←土地柄ネズミが出てそのせい(^_^))
下血があったり
「死ぬために仕事をしているんですか?」
と2つの違う病院で言われた

でも楽しかったのである仕事が
自分では止めれなかった、辞めれなかった
自分が決めなければ終わることはなかった

そして7年目に、
とある人から、、、、、、、
「後ろに、鬼がいる」と言われた

え?嘘だろ???

その人曰く、
その場所には、赤鬼と青鬼がいて
いつもなら静かな青鬼が歴代のリーダーに着くのだが
情熱的で激しい赤鬼に気に入られたんだね
って

怖(//∇//)

思い出した!そう!
あの契約的な言葉を口にしてしまった事を
(ちなみにこの話は誰にもしていない、むしろ私も忘れていたぐらい)
後に鬼の話をしてくれた人にその話をしたら
「あ〜、言わされたんだね」って( ・∇・)

そしてその会社は偶然が重なって、辞めると言えたのだが
少しの間、赤鬼が着いていたらしく
(※その人曰く、大きな声で叫んで「元の場所へ戻れ!って」)

いつ取れたかも私にはわからないけども

今なら、当時の自分に
そこまで真面目に仕事に向き合い
仕事が好きだったんだねって

よく頑張ったね、お疲れ様。

またまた笑って話せる少し怖い話

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