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[ 読書の記録 ] 「手紙屋」 / 喜多川奏

久しぶりに本を読んだので、記録として残しておくことにしようと思います。

今回読んだのは「手紙屋」という本。知人に「この本はいいよ」と勧められて購入したものの半年くらい積まれていた本の一つでした。

主人公は就職活動中の大学生。手紙のやり取りを生業としている「手紙屋」との文通を通して自分の夢を見つけていく物語。

読み終わった今、「なぜ早く読まなかったのだろうか」と後悔している反面、「今のタイミングで読むべき本だったんだな」と感じました。

今、何のために仕事をしているのか、わからなくなっていた私にとって
・仕事はお金を稼ぐためではなく、相手と自分が欲しいものを交換するもの
・自分が相手に称号を与えてあげると、相手はそうなろうと動いてくれる
・目の前の壁は必要無さそうに見えていても、人生には必要だから現れる
・その壁を乗り越えると、自分を応援してくれる大勢の人が幸せになる
・「才能」を頼りにするのではなく「情熱」を頼りにする
など、嫌なほど本の内容が今の自分とリンクしてきました。

自分がやりたいこと以外をこなし、日常を淡々と過ごしていく中で、本当に自分がやりたかった事が見えなくなり、「情熱」が失われてしまったんだなと気づかせてくれた一冊でした。

もう一度、今の自分がやりたいことは何か、情熱を持ってやりたいことは何かを考え、行動したいと思います。

この本と巡り合わせてくれた知人に感謝。


情報科学とプログラミングの教育に興味がある人の備忘録です。雑多な内容を記録していきます。