見出し画像

【20時以降の人付き合いのこれから】 #今日の朝刊 気になる記事 2021/01/14

ピックアップ記事はロイヤルホールディングス
菊池会長のコメント。
20時までの時短営業というのは、
飲食店の機能の中でも「団欒・交流」という
人との繋がりの促進を事実上封殺するような、
そんな出来事だと思うわけで。
僕たちは、これからどんな風に人と団欒し、
交流していくんだろう。
たとえコロナが収束しても、
この問題提起はすぐに答えが出ない気がする。

【今日のキーワード】飲食業の再定義

◆ 「飲食業」の再定義必要

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68115750T10C21A1TCS000/

”飲食店は、家賃や人件費など
高い固定費に基づいたビジネスモデルだった。
コロナで売り上げが激減し、その問題が露呈した。
固定費をシェアを通じて変動費化させていけば、
新しいビジネスモデルも生まれる。
お客様に来てもらって初めて成り立つ飲食業が
再定義される。
 飲食をはじめサービス産業の本質的な課題である
「サービスの提供と消費の同時性」も
コロナをきっかけに解消に向かっている。
来店したが満席で座れない、注文したが売り切れ。
全て「仕方がない」で片付けてきた。
効率性の向上は限界だった。
だがスマホによる席の確保や宅配の事前予約が広がり
対応できるようになった。
サービス産業の歴史的な転換点となるだろう。”

仕組みの再定義ももちろん必要だし、
価値の再定義も必要だろうな。
それも、飲食業全般の抽象論ではなく、
都市論の中の飲食業とか、色んな文脈で。
 
 
============================
中島へのお仕事のご依頼はこちら
https://bit.ly/3j5tM3n
============================

【政治・行政・外交】

◆【スコープ】精子取引 潜むリスク 感染症や性暴力

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68130800T10C21A1CR8000/

”そもそもネットに書き込まれた情報が
事実である保証はない。都内の女性経営者は、SNSで知り合った未婚だというドナーの示した
身分証明資料を見て提供を受けたが、
妊娠後期になり既婚者であったことや
学歴に偽りがあったことが分かった。
女性は「望まぬ出産を強いられ
精神的苦痛を受けた」として男性に損害賠償を
求める訴えを起こすことを決めた。”

少し前に、精子提供を受けたレずビアンカップルの
話をテレビで見たけど、やはり非常にリスクを
伴っているなと感じた次第。
LGBTに寛容な社会を目指すのは反対しないけど、
子供を持つことへの社会的なサポートをどこまで
できるかっていうのはすごく議論が難しそう。
 
 
【経済・経営】

◆ リセット金融(3)脱炭素 投資家が促す

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68129660T10C21A1EE9000/

”ESG(環境・社会・企業統治)市場で
脱炭素が注目を集めている。脱炭素実現には
温暖化ガス排出量の削減ペース加速が不可欠で、
投資家から企業や銀行への圧力は一段と高まろう。
各国も政策対応を急ぎ、
情報開示や資金調達の枠組み整備が進む。
2021年のキーワードは
「トランジション(移行)」だ。
 トランジションは二酸化炭素(CO2)など
温暖化ガス排出量の多い企業が
低炭素化を進めること。投資家は
「気候変動はあらゆる企業に関連する最重要課題」
(三菱UFJ信託銀行の加藤正裕氏)と見て、
トランジションを促そうと動く。”

なんだかコーポレートガバナンスと同じくらいの
温度感でCO2排出力削減が企業に求められる感じ。
CO2削減ができなくて資金調達ができなくて、
市場から撤退する企業とかも出てきそうな。
 
 


◆ KDDI、20ギガで最安プラン 春商戦へ競争激しく

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68133370T10C21A1TJ2000/

”特色は三者三様だ。
ドコモの「アハモ」は海外ローミングができ、
ソフトバンクはLINEのアプリが使い放題。
KDDIのポヴォはカスタマイズ機能に加え、
アプリで通話して電話機能を使わない人は
年6000円安くなる。”

通信という差別化しにくいビジネスで、
しかも価格を下げろと言われ、
そのなかで差別化するのって本当に難しい。
そして後日KDDIは「わかりにくい」と
怒られるんだよな(苦笑)
 
 
【社会・文化】

【技術・DX】

◆ 【DX TREND】コメ兵、データで真贋判定

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68132590T10C21A1TJ1000/

”55万件ダウンロードされている
コメ兵のフリマアプリ「カンテ」は、
「メルカリ」などにはない実物鑑定サービスを持つ。
買い手側が購入時に「鑑定あり」を選ぶと、
売り手側が商品をまずコメ兵に送る。
同社の鑑定士が真贋を確認した上で
買い手側に発送し、取引が成立する。
実物を確認するため、サイトには本物の画像を載せて
買い手には偽物を送るといった手口も防げる。
 同サービスは取引の7割で利用され、
うち1割を偽物と見破った。
今後、AI真贋を活用して鑑定士の負担を減らし、
急成長するCtoC市場でも透明性を担保する。
山内祐也執行役員は「この市場は
『リユーステック』の戦いになることは間違いない」
と話す。”

リユーステックとはまた流行り言葉に乗ったが、
面白い話だと思う。
メルカリなどのフリマアプリの普及があって、
コメ兵のアプリはスムーズに浸透したのだろうし、
メルカリの間隙をついたとも言える。
真贋鑑定のような経験値に基づく仕事は
AIに置換されていくんだな。
 
 
=====================
・無料zoom相談はこちらから
https://bit.ly/2EzB1l2

・バックナンバーはこちらから
https://note.com/m1_nakashima/m/m4f2e70dc6075
===================== 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?