見出し画像

クリスマスマーケットその④~Rapperswil~

スイスでは州によって祝日も違ったりする。チューリッヒでは12/25(クリスマス)と12/26(聖シュテファンの日)は祝日。この二日間は、お店も閉まれば大学に行ったところで暖房もつかないらしく、凍死必至なので今日の午前中に植物のお世話やサンプリングを一通り終え、必要な買い物を済ませてきた。今晩はホストマザーと外食!
今日はクリスマスマーケット特集第4弾。教授夫妻に連れられて日本人学校の補習校のお手伝いの帰り道に寄ったRapperswil (ラッパースヴィル)。適当に撮ったら警察官さんがドンピシャで通っていて、なんとも言えない趣を呈した写真をタイトル写真に添えて。物々しい雰囲気ではなかったので、勤務終わりとかにちょっと遊びに来たんだと思う笑

これまでのクリスマスマーケット特集は以下のリンクからどうぞ。
クリスマスマーケットその①〜Bülach〜
クリスマスマーケットその②〜Konstanz〜
クリスマスマーケットその③〜Bellevue〜

Rapperswil

教授夫妻がUster (ウスター)にある日本人学校の理科の補習校で出張実験教室をするというので、日本語が喋れる助手という体で駆り出され、せっかくだからとクリスマスマーケットにもご一緒させていただいた。同じ日本人学校に通うご家族と一緒に。この日本人学校での経験もなかなかに楽しかったので、また後日書きたい (書きたい記事が日々増えて追いつかない…)。

正式にはRapperswil-Jona (ラッパースヴィル-ヨナ)というらしい。チューリッヒ南東のCanton of St. Gallen (ザンクト-ガレン州)に含まれ、チューリッヒ湖のほとりに位置する小さな自治体。2007年に正式に自治体として認められたというから、自治体としては結構新しい。

チューリッヒの東側、zone110ギリギリ圏内のStettebach (シュテットバッハ)の駅から車でUsterに連れて行ってもらい、Usterから電車でRapperswilまでだいたい20分くらい。 チューリッヒ中央駅(Hauptbahnhof)からだと40分くらい。結構近い。

チベット料理

なんでわざわざRapperswilまで...というのは、研究室の秘書さんのご家族が出店しているから。「彼女がいないならわざわざこんな遠くまで子供連れてこないわよー」と教授夫人(こちらも研究者)。

スイス人だけれど、ルーツがチベットにある秘書さん。家族総出でチベット料理のお店を毎年出しているそう。

画像1

男性陣は最後の仕上げと店番。女性陣は奥のキッチンで下ごしらえや調理。このためにお仕事をお休みされたりする。

Momoというチベットの餃子みたいなものをいただいた。こっちではMomosと呼ばれる。複数形なのかそういう名称なのかはわからない。美味しすぎて写真撮るの忘れたので、近くにチベット料理のお店があればぜひ行ってみてほしい。

湖畔のマーケット

クリスマスマーケット最初の週にきてしまったので、半分くらいの規模しか展開されていなかった。「去年はもっと遅くに来たからあっちまでずーっとお店があったのよ〜」と教授夫人。

画像2

「あっち」の写真。そして見事な曇天。さすがスイス。

画像3

出店が無いので湖がよく見えてよかったけど、この木の剪定はもう少しなんとかならんかったのか、もしかしたらそういう種なのか...と唸る植物研究者4人。誰かご損じだったらご教授願いたい。

画像4

キリスト教的なオブジェがあったり、

画像5

天狗っぽい顔をつけた電車が走ってたり。こぢんまりしてる割に楽しかった。あと夕やけが綺麗。

土日の使い方

スイスに行ったら土日が休みで暇なんでは?とか出国前は考えていたけど、洗濯しないとあかんのと、とにかく色々と連れ出してくださるので、毎週何かしらに出かけて行っている。たまにずっと家にいる土日もあるけど、それはそれで日本から持ってきたデータを解析したり、本を読んだり、DVDをみたり、最近はドイツ語の勉強を本格的に始めたりで、なんだかんだ退屈しない。クリスマスシーズンだからかもしれないけど。

そろそろスイスに来て2ヶ月。こっちの生活ペースにも慣れて、ちょっとだけ引越しを考えたりもしてますが、あと10ヶ月なんてあっという間もなく過ぎ去りそうな気配しかないので、しっかり研究を進めて結果を出しつつ、スイスを満喫したい。とりあえずは年始にプログレスリポートすることになったから、スライド準備せねば。。。笑



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?