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本屋のマジック、パッケージ詐欺にはご注意を。

本屋のマジック。

なんでしょうね、本屋ですっごく素敵な本に見えたのに、家に帰った瞬間別人になるやつ。
チェンジできないんですかね?
僕は勝手に化け猫本って呼んでいます。

化け猫本は怖い。本屋でたまたま開いたページが自分にフィットするから購入する。家で読みはじめると、フィットしていた箇所が行方不明になるんです。
あれ?いたよね??いたはずなんだけど、、、
心の中でどれだけ叫んでも、彼は姿を現してくれません。
不思議なのが、1年ぐらい寝かせておいて、久々に読んでみたら、フィットする箇所が現れ、気がついたら最後まで読んでいる。
熟成が必要だったんだね。アダルトなビデオに出てくる女優さんも、熟してから人気出る人いるもんね。

ごめんなさいね、ついついアダルトなビデオで例えてしまう、僕の悪い癖。
要するに、化け猫本とアダルトなビデオのパッケージ詐欺には気をつけようという話です。

面白い本に反応するレーダーみたいなのがあれば人生より良く過ごせるのでは?と思う時があります。
だけど、つまらない作品に出逢うのも面白いから、そんなレーダー無くても人生を楽しめるのかなとも思えてきた。

最近は、履歴で自分に対してのおすすめの商品をを紹介する買い物サイトがたくさんある。
たしかにフィットする。けど、どこか面白く無さはある。
映画でも、自分に合わない作品は最後まで見ないという人はいる。だけど、そのハズレた作品の話を誰かにできるのも面白いのだ。
小話が一つ増えるためだけに、時間を消費するのか?と言われそうですが、はいそうですとしか言えない。
走馬灯のとき、糞つまらない映画がよぎっても僕は全然構わない。むしろ笑顔で朽ち果てる自信ある。面白くないのが面白いのだ。

なので、レーダーはいらない。
AIで自分に対してのおすすめもいらない。
ぶっつけ本番で生きようじゃないか。
化け猫本すらも楽しもうではないか。
アダルトなビデオのパッケージ詐欺で怒るのを辞めようじゃないか。

楽しく生きよう。

ー終わりー

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