見出し画像

地域を巻き込むために大切なこと

こんにちは!Masaです。
あっという間に2023年ですね。23は個人的に良いイメージが多い数字なので、今年が楽しみです!

さて今回は「POOLO NEXT」の講義で学んだ想い(ビジョン)の大切さ地域や他者の巻き込み方やについて、お2人のお話を伺ったのでまとめていきます。

結論からお伝えすると、巻き込みで重要なのは自分の内から湧き出てくる想いを伝えた上で、相手のメリットやキーマンの人をいかに巻き込んでいくことでした。

それでは、ぜひご覧ください!

【9/24(土)】ビジョンを実現するために必要なリーダーシップのあり方と習慣

1人目はMATCHAの青木さん。前回のWAmazingさん同様日本のインバウンドを牽引するベンチャー企業の代表です。今回は青木さん自身のMATCHA創業の経緯や主に組織に関する苦労の乗り越え方などを教えて頂きました。

講師の紹介

青木 優さん(株式会社MATCHA 代表取締役社長)
写真はHPより

1989年生まれ。東京都出身。明治大学国際日本学部卒。大学在学中に1年間休学をし、世界一周の旅に出る。2012年ドーハ国際ブックフェアーの運営に従事。大学卒業後、デジタルエージェンシー augment5 Inc.に所属。2013年に株式会社MATCHAを設立し、代表取締役社長に就任。趣味は旅と温泉。

講義概要

  • MATCHAさんを創業した経緯

  • 事業内容

  • コロナ禍で取り組んだこと

  • 今後に向けて

学んだこと

  • 自分一人でやろうとしすぎない。人に仕事を振るということはその人を信頼していることでもあると思うので、皆を巻き込みながら進めていく、

  • 事業や人を巻き込むにはビジョンが必要。何かあった時に立ち帰る場所が重要。

  • 事業を行うにはタイミングが大切。早すぎてもダメだが、周りが動き始める前くらいのタイミングで行う。

  • 人を巻き込む際にはまずは想い、そしてその人にとってのメリットを伝える。ラスボスみたいな人を巻き込むには周囲から巻き込んでいく。

感じたこと

  • 僕自身も依頼するのは申し訳ないとか、自分でやったほうが早いとかと思ってしまい、一人でやろうとしすぎてしまうことがある。人を頼るということは信頼している表れだと思うので、意識して頼っていくことをしていきたい。もちろん頼りぱなしでは良くないので、日頃から周囲の手助けすることで良い意味で貸しをつくったり、それを依頼することで相手にどのようなメリットがあるのかまで考えて伝えられるようにしたい。

  • 青木さんと同じことを爲末さんも言っていてやっぱりそうなのかと思った。大きなイベントとかの出演依頼とかだけでなく、社内で巻き込む際にも同じ課題感を持つ人に関わるメリットも伝えながら巻き込んで、次にキーマンとかを巻き込むことを意識していきたい。というか、自分自身がしっかりと目の前の業務をこなし、周りに評価されキーマンになれるように努力するのも大切だと思った。

【10/15(土)】地域を巻き込んで関係人口を増やした女性のリーダーシップとキャリア論

2人目は五島列島が好きという想いから一般社団法人まで立ち上げた鈴木円香さんです。鈴木さんの行政や地域の方々の巻き込みは非常に勉強になりました。

講師の紹介

鈴木円香さん(一般社団法人みつめる旅 代表理事)
アスクル「みんなの仕事場」より

1983年兵庫県生まれ。2006年京都大学総合人間学部卒、朝日新聞出版、ダイヤモンド社で書籍の編集を経て、2016年に独立。旅行で訪れた五島に魅せられ、2018年に五島の写真家と共にフォトガイドブックを出版、2019年にはBusiness Insider Japan主催のリモートワーク実証実験、2020年からは五島市主催のワーケーション・チャレンジの企画・運営を務める。2021年度には観光庁「新たな旅のスタイル促進事業」アドバイザーに就任。2022年4月からはフジテレビ「めざまし8」コメンテーターとしても出演中。

講義概要

  • キャリアとしての「地域創生」

  • 地域メリットを生み出すには?

  • 息長く続けていくには?

学んだこと

  • 地域に作りうるメリット

    • 地域にお金が落ちる(経済効果)

    • 地域を愛してくれる人が増える(関係人口)

    • 地域で暮らす人が増える(移住・定住)

    • 地域の課題に取り組む人が増える(事業創造としての企業誘致)

    • 地域に働ける場所が増える(雇用創出)

  • 東京のPJより地域創生PJの方が3倍くらい難易度が高い

    • ステークホルダーが多様

    • 予算がつきにくい、ついても規模が小さい

    • 人材がいない

    • ゴールが描きにくい

  • 地域創生PJの失敗の原因

    • スピード感が早すぎた

    • 「お金」でコミットを固めようとした

    • 最初から大勢を巻き込みすぎた

    • 軽々しく「ピボット」しすぎた

  • 失敗を踏まえて、気をつけていること

    • そのPJを絶対に実現したい地域の人とタッグを組む

    • プロジェクトチームに「地域の顔役」を入れる

    • 必ず「お金」は落ちるようにするが、「お金」より「想い」の話を先に

    • 口より手足をとにかく動かす

  • 地域経済へ波及効果を生み出すために、発注段階から地域の事業者に依頼したり、モビリティチケットを作って、域内の移動を地域の交通機関を使えるよう誘導している。また、ワーケーション後に地域事業者をSlackに入れることで、お客さんをその後でも獲得できる仕組みにしている

  • キーマンの巻き込みは行政から。行政を巻き込むために、行政が望んでいることにプラスとなることを提示する。鈴木さんの場合は、Business Insiderと組んだワーケーションで何千億の広告予算が0でできること。

  • 巻き込む際には、巻き込む方のメリットを提示して、必ず約束を守る。

感じたこと

  • 鈴木さんは巻き込みの神だった。巻き込んでみて上手くいかなかったら、恐らくそれは①メリットを上手く提示できていないか、②そもそも他者にメリットがなく独りよがりの提案になっているかのどちらか何だろうと思った。

  • 鈴木さんが元々単純に好きで始めたプロジェクトで、ここまで多くの人を巻き込んで動かせているのは、好きという「想い」はかなり大きな原動力となるということ。また、巻き込んでいく際もお金ではなく、まずはその「想い」を伝えていくこと。

最後に

仕事をする中で、僕自身巻き込み力に対する課題感が大きかったので、今回のお二人の講義は非常に勉強になりました。地域で仕事をする上ではもちろんのこと、通常の業務の中でも今回学んだことを応用していきたいと思います。

最後まで読んで頂きにふぇーでーびたん!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?