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2022年音楽個人的ベスト30(上半期編)
はじめに
noteの投稿一年振りですねこれ。混乱のなか慌ただしく幕を開けた2022年ですが、そのまま丸ごと一年駆け抜けてました。この空白期間もある種雄弁な近況報告に思えます。
…という文言は去年のマクラをコピペ流用しています。汎用性が高くて良いですね
ちなみに2022年どうだったという話を大雑把かつ恣意的にまとめますと、
1月:知り合いが同じ会社の直属上司として入社しました
8月:知り合いが同じ会社のチームメンバーとして入社しました
12月:知り合いが同じ会社のチームメンバーとして入社しました
こんなかんじ。
なんだこれすげーな
というわけで(?)今年振り返り行事のひとつ、音楽好きのよくやる年間個人ベストのお時間です。レギュレーションは以下。
対象は「2022年に購入した音源」。リリース年は考慮外です。
選考基準は「より強く印象に残ったもの」。記憶力の関係で最近の作品が有利なんですが、そこはなんとなく配慮しつつ。
基本はアルバム単位で、上半期15作品・下半期15作品の合計30作品(これは結果的にこうなっただけ)
20作品の中での順位付けは行わず、購入順で古い物から淡々と挙げていきます。
上記もコピペ運用。レギュレーションは固まっております。なぜか去年よりも楽曲数多いですが、この辺は毎度適当です。5の倍数だったらいいやというほんのささやかな制限しかありません。
それではれつごー
上半期ベスト
![](https://assets.st-note.com/img/1672301036289-FTNmu5GDq1.png?width=800)
"Molt" by Lasiodora
Molt by Lasiodora https://t.co/QC4nsmyQa2 カオティックハードコア的な何か。攻撃性と曲ごとの大きな振れ幅が物凄いが曲展開そのものはかなり丁寧で、その辺りはカオスというよりプログレッシブ何某。ちょっとBTBAMを思い出した。
— 畳色 (@m0559reen) January 15, 2022
なおバンド名はデカいタランチュラの属名なので検索注意。
"DESTROY YOURSELF" by PENGSHUi
PENGSHUI - Break the Law ft P Money https://t.co/ODoLmK4cYr ラップ×バンドサウンドはやっぱかっこいいなぁのやつ。Vo./Ba./Dr.の3ピースでだいぶソリッド。サビがパンク度高めというのが個人的には新鮮めなポイント。
— 畳色 (@m0559reen) February 6, 2022
"Everything Happens Only Once" by totemo
Totemo 🌵 Succulent Sessions https://t.co/4m44xxGWtq フォロワー諸氏に広く聴いて欲しい。女声Vo.癒しの音楽として刺さる人絶対いると思うので……
— 畳色 (@m0559reen) March 12, 2022
こちらは2019年作。イスラエルのシンガーですがアレンジの方向性はどことなくアジアンテイスト。孤独感を誘うぽつりぽつりとした歌声に惹かれます。1曲目「Bury Me With It」が白眉で、6曲目「Origami」、7曲目「Soft Master」もお気に入り。
今年の5月にも「Keep Burning」をリリースしており良作ですが、個人的には出会いのインパクトが残っている関係でこちらの方が印象深い。
"Mana Regmata" by Heavy Meta
Mana Regmata by Heavy Meta https://t.co/kLstr8gtrc メタリックなハードコアを基調にノイジーなシャウトが大暴れな逸品。粗暴な全体像が目立つ一方でリフ捌きがかなり緻密でマスメタル勢もニッコリ。2/11発売…って今日かこれ!
— 畳色 (@m0559reen) February 11, 2022
「ヘヴィ・メタ」などという検索性のカケラもないバンド名なクセして割と硬派。
"Bittersweet" by Jamie Paige
Bittersweet by Jamie Paige https://t.co/3qmhqsmUR7 超いいかんじ。エレクトロファンクの耳で聴きたいおしゃれさながら、ジャンル横断して色んな要素がぎゅっと詰まった感じが一筋縄でいかないというか。アートに見覚えあるなと思ったらGUMI Englishをデュエットのお供に採用してる。
— 畳色 (@m0559reen) March 12, 2022
"Zeal & Ardor" by Zeal & Ardor
Zeal and Ardorの新譜かっこいいな。セルフタイトルアルバムにしたとこからも自信作なのかしら。謎ジャンルな要素詰め合わせをそのままにメタル的な直球のヘヴィネスもしっかり感じられるのすごい。
— 畳色 (@m0559reen) March 14, 2022
"Immutable" by Meshuggah
Meshuggah新譜、聴くごとに色々好きなポイントが出てきてるわけですが、とりあえず「三連符だ!!!」というのは言っておきたい。三連符なんですよ(?)
— 畳色 (@m0559reen) April 4, 2022
”三連符”については11曲目「The Faultless」のイントロをまず聴いてみよう。
"Parrhesia" by Animals As Leaders
ANIMALS AS LEADERS - The Problem of Other Minds (Official Music Video) https://t.co/cl3UAkcxGT そんな中でAALが3月新譜情報を出してきて、俺はもう感情がぐちゃぐちゃだよ。
— 畳色 (@m0559reen) November 27, 2021
安定感のある一枚だった。5作目に至りフォロアーも多いサウンドですが、やっぱ本家だよなあ!という無責任な賞賛を送ってしまう。
"In Stasis" by Monuments
良……
— 畳色 (@m0559reen) April 17, 2022
緊迫感のあるリズムと伸びやかな歌メロの演出するサビ感、今作はメタルコア王道としての安定感がひときわ高い印象。
"Above Cirrus" by Pure Reason Revolution
https://t.co/rmLMVB6R4m
— 畳色 (@m0559reen) May 7, 2022
bandcampで物理しか扱ってないぜ!!!(珍しいな)(レーベル契約の関係で、むしろ物理だけでもと置いてもらった構えっぽい)
"With Regards From Home" by FES
With Regards From Home by FES https://t.co/W86LW40bYm キュート&パンキッシュな女声Vo.にちゅるちゅると華やかなマスロック趣味のギター…これだけで好きな人にはたまらんのでは。騒がしくもほのぼのとした、素朴なギターポップ。
— 畳色 (@m0559reen) May 7, 2022
"For The Sake of Bethel Woods" by Midlake
For The Sake of Bethel Woods by Midlakehttps://t.co/MlC7UmagXq
— 畳色 (@m0559reen) June 1, 2022
これめっちゃよいよ...folk rockの標榜に全然収まらないというか、幽玄プログレッシヴって感じで沁みる
"Wild Type Droid" by Failure
Wild Type Droid by Failure https://t.co/UwdBV5HxFL ここ2週間くらいのヘビロテそのいち。思った以上にスルメ盤的な気に入り方をしている。特に1,4,6曲目あたりが好き。alternative rockの範疇だが、「超ソフトなストーナー」のような聴き味があり、サビのじんわりとした盛り上がりに妙味を感じる。
— 畳色 (@m0559reen) June 26, 2022
スルメ盤がそのまま年末まで続きましたこれ。
"He Knows" by He Knows
He Knows by He Knows https://t.co/Zm1vePkN4j ここ2週間くらいのヘビロテそのに。groove metal × ラップ寄りのVo.というところでニコニコしながら聴いてたんですが、これ歌ってるの元Fellsilent(とMonuments最初期)在籍のNeema Askari氏なんすね…好きな要素しかなかった…
— 畳色 (@m0559reen) June 26, 2022
"Empyrean" by Hypermass
Empyrean by Hypermass https://t.co/WWFRQnlW9F ここ2週間くらいのヘビロテそのさん。テクニカルデスならではの殺伐とした攻撃性を軸にしながら、ちょいちょいメロディアスなリフを挟む所もあり、そこに北欧メタル的な嬉しさを感じる。2,7曲目あたりが特に好み。
— 畳色 (@m0559reen) June 26, 2022
幕間
15作品の列挙はやはり多い。
上半期は概ねメタルメタルしたチョイスを中心に癒し系をいくつか、あと(下半期にもつながるんですが)シューゲイズ要素の混ざった浮遊感あるロック作に興味を強めているのは個人的に珍しい動きのような気がします。
追記
続きの下半期編はこちら。
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