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ジンジャーワインとの邂逅

バーで酒を教えてもらった、という話が続きます。前回は↓。

ジンジャーエールが好きだ。父が割と好んで飲んでいた事もあり、実家にはカナダドライの2ℓが冷蔵庫に入っていることも多く、子供のころから慣れ親しんだ味のひとつだと思う。馴染みもあるのか、ウィルキンソンの辛口よりもカナダドライに手が伸びる。炭酸の抜けきった奴も実は結構好き。

カクテルに傾倒してからもジンジャーエールの活躍は健在だ。ウイスキー、テキーラ、アマレットなどなど、色んなものの割材に使ってそれぞれ個性的な風味が楽しめる。バーではヘネシーを使ったブランデーバックを薦めてもらい、丸みのあるフルーティーな味わいにちょっと感動した。

さておき。ジンジャーエールおいしいよねという話でバーテンダーと盛り上がった後で、変わったものを教えてもらった。「ストーンズ ジンジャー ワイン」だ。

生姜を漬け込んだ白ワインとのこと。ストレートやロックの他、これをさらにジンジャーエールで割った「ジンジャー・ジンジャー」などが鉄板の飲み方らしいが、その辺りで完成され過ぎていてカクテルのネタとしては扱い難く、バーでは置いてない事も多いとか。

ロックにレモンとライムどちらか足すのも良いですよと提案してもらい、ライムを選んでみた。生姜の風味が良い感じにアルコール感を隠してくれていて、さらに柑橘の酸味が足されることでバランス良く飲みやすい。ちびちび長く楽しめると思いつつ、あっという間に飲み切ってしまった。

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帰ってからも余韻が残って忘れられず、結局買ってしまった。おいしい。

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