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じぶんの誕プレ絵本

3月に今年も無事誕生日を迎え、44になりました。

小学2年生の娘も、私の年を聞いて、「母ちゃんっ
てけっこうあれだね」とオブラートに包んでくれる
ようになりました。
言いえて妙で、40というと、「いよいよ40か、、
」という気がしますが44はそういった時期も過ぎ
て、自分の老いにも向き合い付き合い方がわかって
きて、妙な落ち着き感がかもしだされるのか、
けっこうなかなかのアレだねといわれるのがしっく
りきます。

で、今年はのどかに誕生日を迎えたので、前々から
行こうと思っていた近所の古絵本屋さん(絵本の古
本専門店)に行きました。

なぜかというと、こどものとも、かがくのともを転居
に伴いまとめて売った方がいて、1970年代あたりの初
版ものが多くありますよ~という記事を見かけたから
です。

これは垂涎。聞いただけで白飯が3杯イケてしまう話
題です。昼に一度お店を覗きに行くも、昼休み中で店
が開いていなかったので夕方に行きなおして、大量に
ある本を入れては戻し入れては戻しじっくり選んで、
自分の誕生日プレゼントとして6冊買ってきました。


全部すごく良いのですが、
「ひつじかいとうさぎ」、「こしおれすずめ」はイラ
ストレーターで、「ひっこし」、「かみひこうき」 
は中身で選んできました。
残り2冊はかがくのともとは関係のない最近の本です。

実家は絵本に限らず本棚だらけで、トイレにも本棚が
2つ入っていたのでよくトイレにこもって本を読んで
いました。
絵本もお話ばかりではなくて生活に関する絵本も沢山
あったのでかがくのともとか野草の絵本なんかは読む
とすごく懐かしく、癒されます。

古本は紙そのものにも時間の経過で染みついた独特の
においがあって、それもまたノスタルジックな気持ち
にさせてもらえます。
何度もすり直しされている名作もよいけれど、その時
にしか会えない一期一会な絵本に会えるのが魅力だな
と思いました。

初版だからどうこうというのは、私にはあまりわかり
ませんが、単に飾るのではなく読んで読んで読みまく
って、目に刻み、心に刻み、血となり肉となって、
本はやがてボロボロになって土にかえる、というのが
絵本を大事にしているということかなと、自分なりに
思っております。

絵本のおかげでホクホクの誕生日になりました。

ケーキも自分で作って、デコレーションを家族にやってもらいました。
ポッチャマの主張が強すぎる。

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