見出し画像

絵本 MOEに載ってた本片っ端から読む

大人になっても絵本が好き。毎週子どもと図書館に通っては
返却係の人くらいのスピードで絵本をパラパラー!とめくりまくって
グッとくる絵本を探し歩くのが趣味です。

今回は雑誌MOEに載っていた絵本を片っ端から借りてみることにしました。

1.ねこのラーメンやさん ★★★☆☆

KORIRI さく・え
この方のLINEスタンプも持っているのですが、ぶにゃねこ好きな
方にはたまらない2重アゴの猫が沢山出てきます。
内容は極めてシンプルで面白くだらないです。ツッコミどころが沢山あって
読みながら子どもと楽しみました。

2.ポッポポーン ★★☆☆☆

たまむらさちこ 作・絵
本を開かずともだいたい言いたいことは分かる感じの絵本
うちの子も、もう赤ちゃんぽさ幼児っぽさが消えかける時期になっていて
一生懸命文字をおぼえて「だいすきだよ」と書いてくれる手紙の文字の
尊さよ。こういうのって書き残しておかないとあっという間に泡のように消えてしまうんですよね。
ちょっとメルヘンだけど、幼児期が懐かしくなったらまた読むかな、という
絵本でした。

3.レミーさんのひきだし ★★☆☆☆

斎藤倫・うきまる 作 くらはしれい 絵
レミーさんのひきだしに入っている、使い終わった後の
瓶とかリボンとか包み紙が、季節ごとに別の用途に使われて
生まれ変わる様子を描いたお話。
絵がきれいで、少女漫画のような世界感 
読むというよりは額に入れて飾っておきたいような絵本


4.ここがわたしのねるところ ★★★★★

レベッカボンド 文 サリーメイバー 作画 まつむらゆりこ 訳
世界のいろんな場所で子どもたちがどんな布団、寝床で眠っているのかを
描いた絵本。なんと全部刺繍で作られているのです。
私の祖母は刺繍の先生だったので、一針一針時間をかけてサリーさんが
縫っている光景が目に浮かんでとても懐かしい気持ちになりました。
じゅうたんや屋根の模様でそれぞれの国の文化を表しているのも
素晴らしい。
読んだ後に、どの国のねるところが良かった?と話し合いました。

5.とうもろこしぬぐぞう ★★★☆☆

はらしままみ 作・絵
夏に読みたい絵本 そして、皮をむきながら誰しも思ったことがある
妄想を絵本にしてくれた、という感じでした。
子どもは好きだろうし、なんかのイベントがあったら掴みに使いたい一冊

6.ハムおじさん ★★★★☆

大桃洋祐 さく・え
ハムおじさんの家の時計が壊れて、街に修理しに行く話です。

私は不透明水彩えのぐが好きなので、色づかい、筆づかいが素敵だなと
思って見入ってしまいます。同じ日本人でどう生きてたらこういう絵が
描けるようになるんだろうと。

ハムおじさんがなぜハムおじさんというのかを語らないあたり、
きっとハムおじさんは大桃さんの中で生み出されてから
かなり長い間経っているのではないかと思います。
そういうキャラクターは、自然と皆にも愛されるものですよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?