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「SIMPLE RULES」を読んだので得た学びについて書く

こんにちは!まぐろです。積読消化シリーズはじめたいと思います。まずは「SIMPLE RULES」です。

この記事では「個人的に面白かったこと」しか書いていません。全体の内容を知りたい人はこの記事を購入してください。notionに書いたメモをシェアします。


特にためになったこと

ダイエットの話


教え:ダイエットもシンプルなルールで攻略できる。

正しい。ただルールの設定というより、「個人的な儀式」で自己コントロール感を得ているからではないか。

あとダイエットなんかまさに「シンプルなルール」で本質的なものがある。

クリエイティブもルーティンワーク


教え:クリエイティブな分野でも、ハウツー・ルールで自分に制約を課すとうまくいくことがある。

いい話。アイデアのつくり方でも出てきた。

参考

意味のないルールを作らない


教え:「自分の経験」をとことん活用する
   「科学的証拠」で巧みに補強する

ルールを作る目的を明確にしようということ。またエビデンスのないルールは期待通りの効果が得られない。

ルールは後から直せばよい


教え:「他人の経験」をうまく拝借する

ネットフリックスの例。最初は他社の規定をそのまま利用し、自分の会社用に後から変えた。つまり、最初から完璧なルールを作るのは難しいので、少しずつ改善していきましょうということ。

マネーボール2.0


マネーボールには続きがあり、アスレチックスは2012年に総得点が最も高かったチームになったらしい。

(ちなみに、2012年のアスレチックスは西地区優勝。アメリカンリーグディビジョンシリーズではタイガースに敗北した。)

ネットフリックス「やべーやつはとらないし、あとからわかったらすぐクビ」


教え:

人事ポリシー
・社内に悪い影響をおよぼす人を雇わないように注力する
・採用ミスに気が付いたら、すみやかに解雇する

ごく当たり前だが、できる会社は限られる。でもやらなければならない。

参考:有害な人材が会社にもたらすダメージは計り知れないぞ!というワーキングペーパーのお話

「有害社員」がもたらす被害をさらに詳しくまとめておくと、

・有害社員を雇うと約1万2500ドルのコストがかかる(その人をクビにして新しい人を雇うためのコスト)
生産性が上位1%に入る超有能な人材を雇っても、会社の利益は約5300ドルしか上がらない

みたいになってます。とにかく有能なヤツを雇うことを考える前に、ヤバいヤツを避けることに気を配ろう!ってことですね。

具体的にすればいいというものではない

本書はとにかく無駄な具体例が大量。ですが僕が夏休みに毎年提出していた読書感想文と同じです。

お分かりの通り、「引用ばかり」で「抽象化した学び」が書いてないということ。

たくさんの成功例から、「ルールをつくるためにはこんなルールがある」と明示しないと、僕たちはルールを作るとき何から始めればいいかわからないのです。

え?どうやってルールを作ったらいいの?その疑問を解決することは本書ではできません。ですが、安心してください。ルールづくりの原則について書かれた本があります。この次はその本の教えを記事にしたいと思います。

notionのメモはこちら↓

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