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90年代のこと(90s Record)

●六本木WAVEで、小西さんが『Ska au-Go-Go』を見つけて、興奮して、ともだちに電話してて、それを見たぼくは、隙を見計らって、速攻でエサ箱から抜いてレジへ!小西さん、あんときはごめんなさい!

●渋谷のHi-Fi。空振りに終わった東京タワーのレコードフェアの腹いせに寄ったここで、銀ジャケの見たことないアルバムに遭遇。それは、Silver Applesの1stで、そこから電子音楽やムーグものへのパンドラの箱の蓋が開いちゃって、人生で、いちばん熱い日々!

●代々木上原のFantasticaで、入荷したばかりのアメ盤のなかに、めちゃめちゃ魅かれるアウトサイダーアート的、ぐちゃコラジャケを見っけて、たしか2000円台でゲット!内容もサイコ ーなそれは、ブルース・ハークの『 The Electronic Record For Children』で、井出靖さん、ありがとう!

●その井出さんが、ある夜、急に電話してきて、うちに来たんだけど、そんとき連れてきてくれたのが、あのオザケンで!いやー、あんときはびっくりしたー!でさー、なに話していいかわかんないし、どーしよーってなったんだけど、彼が、棚からはみ出で床に置いてある僕のレコードを見るなり、「これ、見ていいですか?」ってなって、サクサクしだして、「あ、これ、僕も持ってます」って、あの笑顔でやさしく話しかけてくれて、もーね!

●いっぽう小山田君とは、『69/96』の録音やツアーに声をかけてもらったから、割と親しくさせてもらってた。で、大晦日のリキッドルームのオールナイト・イベントの後、みんな、なんか離れがたくて、どっかに行こってなったんだけど、いい場所がなくて、で、結局何人かで当時の彼の部屋に遊びに行った。それで、彼のレコード棚を目にして、僕も、やっぱりサクサクしたくなったんだけど、ふと思いついて、「ねえ、みんなで、レコード占いやんない?」って提案。要は目をつぶってひっぱり出した一枚が、今年の私、みたいなかんじで、ぼくが「今年の私は、これだっ!」って叫ぶタイミングで、それぞれが念をこめて引くんだけど、小山田君が引きあてちゃったのが、あの、クラウス・ノミ!で。(爆)「…あの年はなーんもいいことなかった」って、今でもぼやいてるという......⌒⌒。


◯正確には、一部80年代や21世紀のお話も含まれると思うけど、また、印象深いシーンを思い出したら、続き、書くね〜♪

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