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昨日のYouTubeでの作業用BGM4時間ライブのつくり方

昨日は、19:30から23:30まで4時間YouTubeライブを行いました。
結果、4時間で140名の方が聞きに来てくれて、同時接続は瞬間風速ですが最多で14名。二桁は初めてでした。常時5名は接続してくれていて、最終的に総再生時間9時間超えとなりました。
アーカイブで残していますので、よろしければご覧ください

この再生ライブをどのように行ったかについて、本当にざっくりではありますが解説します。

背景動画をどうつくったか

YouTubeではどこか一箇所でも動いているのが望ましいみたいなので、静止画はほぼ使いません。

今回のライブの背景で流れる動画は、レンズフレアというカメラのレンズに光が反射して画像中に映り込む状況を擬似的に作り込む効果があるのですが、それがじわーっと動いていくような動画です。

この作り方ですが、静止画は「Seaart」でつくりました。

無料で、毎日数十枚のイラストを作ることができます。
入力したプロンプトは「イヤホンをしたジブリ風のアニメ女性、机、読書、ジブリ風イラスト、シティポップ」だけですので簡単なもんです。

この静止画を動画編集ソフトに読み込んで、レンズフレア効果を加え、それを時間とともに動く12秒程度のアニメーション動画を作りました。
イラストは動きませんが、レンズフレアがじわっと行ったり来たりするだけです。

行ったり来たりさせるために、まず6秒の動画をつくり、それを逆回転させた動画を後ろにくっつけて12秒としました。
これで往復運動ができ、12秒後にはレンズフレアがスタート地点に戻ります。
これをループ再生させれば延々とレンズフレアが行ったり来たりする動画になるわけです。

こうして、まず12秒の動画を作りました。

音楽の作り方

音楽の用意の仕方はいろいろあります。
大きく分けると、自作とAI生成、フリー音楽の3つになります。

僕はこれまで3回BGMライブをやっていて、1回目と2回目は自作、昨日の3回目で初めてAIを使いました。

使ったAIは「Suno.AI」です。
商用利用には月額10ドルのプランに入らないといけないので、1ヶ月だけ課金しました。
2500トークンもらえて1回の作曲で5トークンほどつかうので、一ヶ月に500曲ほど作れる計算になります。

500曲ストックしておいてそれで背景BGMに使えるならやすいものです。

プロンプトには「citypop」とか「SmoothJazz」とか「Lo-Fi」とか「Chill」などの単語をあれこれ組み合わせて入れました。
これで、気に入ったChillな曲を10数曲作ることができました。

この中から4曲選び、音楽編集ソフトCubaseでつなぎあわせて一つの音楽にしました。これはフリーのソフトでもできます。

こうして、動画と音楽の2つのコンテンツがそろいました。

OBSで配信

あとはYouTubeライブ用の配信ソフトOBSで配信します。

背景動画と音楽を設定し、それぞれ「ループ再生」にチェックを入れます。

動画の設定
音楽の設定

これでOKです。

サムネールは、作った静止画を使ってCanvaで作成しました。

YouTubeのおすすめ欄にこれが表示され「CityPop」とか「SmoothJazz」などに目が止まった人はクリックして見てくれるでしょう。

あとは配信ボタンを押し、風呂に入って、YouTubeみて、ブログ書いて、4時間遊んでました。

作業用BGMのいいところは、延々と見てくれることですね。

OBSについてはここではとてもその使い方について解説する紙幅はありませんので、こちらを御覧ください。
「OBSの使い方|Youtubeでライブ配信をするために」

YouTube側での設定と、OBSでの設定、それぞれのつなげ方など、私が学んでわかったことを解説しています。


これで、4時間でも12時間でもずっと動画を流し続けてくれるので、あとはねていてもいいし、コメントのやりとりをしてもいいですね。
ライブをやめた後も、動画として残り続けるので後からでも見てもらえます。
長く見られるよいコンテンツが生まれるということですね。

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