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石 橋

今日嫁さんとの会話の中で出てきた話題が「最近私とあなたの考え方が逆転してきたわね」ということでした。

僕は昔から優柔不断で、よく石橋を叩いて「壊す」タイプの人間でした。
石橋を猪突猛進する嫁さんとは逆にいいバランスで生活できていましたが、最近では変化が。

相変わらず巷では某ウイルスが蔓延っているわけですが、幼子を抱えている手前何をするにも慎重になってしまうのが母親というもの。
ところが最近、娘に関すること以外でも、嫁さんがあれこれ悩んでしまう傾向が出てきました。

逆に僕はそれを補うかのように、物事を大まかに捉えて判断するようになりつつあります。
(元々超ポジティブシンキングな上に「なんとかなるさ」精神保持者なのはさておき)

大変な昨今のご時世で生活を送るうちに、1つ1つの事柄についてあれこれ考えるのが億劫になり、いい意味で「無責任」に、あるいは「テキトー」に考えられるようになりました。
とはいえやたらめったら考えることを放棄したわけではなく、
「叩くべき石橋」と「叩かなくていい石橋」の判別が出来るようになった みたいです。

「そんなこと考えたってしょうがないじゃないか」って石橋をスルーして、「ああそれは大切だ。よく検討しよう」って石橋をコンコン叩いて進む。

「全部叩いてたら人生何年あっても足りないや」って齢25にして気付いたみたいです。

また考え方が大人の階段を1段登ったかなと思う次第であります。
今後の課題はきっとその判別の精度と速度を上げていくことでしょうね。

なんとも抽象的な内容ですが、自分が発した言葉に自分で感銘を受けたので、備忘録的に吐き出しておきます。


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